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爆弾犯の娘
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ブックマン社 |
| 発売年月日 | 2025/06/24 |
| JAN | 9784893089847 |

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商品レビュー
4
77件のお客様レビュー
図書館の新刊コーナーにあり、概要を調べると、どうやら実話らしいことに惹かれ、手に取った。 実話だとわかりながら読んでもフィクションのようなお話。自分からは遠すぎる世界だからか。 この話を面白いというのは違うかもしれないが、面白かった。特に幼少期、本人に真実が明かされないうちのお...
図書館の新刊コーナーにあり、概要を調べると、どうやら実話らしいことに惹かれ、手に取った。 実話だとわかりながら読んでもフィクションのようなお話。自分からは遠すぎる世界だからか。 この話を面白いというのは違うかもしれないが、面白かった。特に幼少期、本人に真実が明かされないうちのお話は引き込まれる。 後半になるにつれ、良くも悪くも実話感、エッセイ感が出てくるものの、最後まで一気読みして読了。
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小説かと思うくらいよくできた話だった!ご本人からするとそんな陳腐な感想はすごく腹が立つだろうけど笑 大変な子供時代を過ごした主人公だけど、ハングリー精神や反骨心がありつつ、根は優しいんだろうなと所々思う部分があり好きだった。ずる賢いところも人間っぽくて良い。 家族のお荷物のよう...
小説かと思うくらいよくできた話だった!ご本人からするとそんな陳腐な感想はすごく腹が立つだろうけど笑 大変な子供時代を過ごした主人公だけど、ハングリー精神や反骨心がありつつ、根は優しいんだろうなと所々思う部分があり好きだった。ずる賢いところも人間っぽくて良い。 家族のお荷物のようなお父さんだったけど、娘が中学生になる前に自首したのは最大の愛情だなぁと思った。自分より娘を愛してた証拠だと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ずっと家にいて靴もない男の人、たぶんお父さんなんだけど名前も知らないから呼びようもなくて、トイレも流してなくてなんなんだろうこの人、と思う生活から全ての理由が繋がるところまでの第一章の展開にざわっと鳥肌が立ちました。 いや、本書を手に取ったときから答えは知ってるのだけどそういう暮らしが毎日続くということの息詰まり感というか後ろめたさというか、小学生には想像を絶する辛さだったろうと思うことしかできなく。 友達に嘘をつかねばならない、隠し通さねばならないことがあるというのは友人関係を作る上での、ひいてはそれからの成長過程での重荷というか傷になる場合もあるかと思います。性格的にもちょっと暗いものになってしまうような。 著者とは違うけれど自分も家族関係のことで友達には言えない事情を抱えて、中学生になってからは友達を一切家に連れてこれなくなってしまったので「あれの数十倍のしんどさかな」などと想像しつつ読みました。 けれど書き方のせいもあるかと思いますが、この女の子(著者)は明るい。そして負けず嫌い。この子の持っているものは生来のものなのかそれとも「なんとかなるよ」が口癖のお母さんのおかげなのか。 いや、このお母さんもすごい人。 お母さんの側からの手記も読んでみたい。全然違う景色が見えてきそう。 しんどい話なのだけどこの第一章がとても興味深く面白い。文章が生き生きしている感じがします。 第二章以降、父が逮捕されてしまったあとの話になっていきますが、冷たく接してるようで父の抱えてしまった事情というか犯罪を犯してしまった要因について著者なりに分析している箇所には少しの愛情を含んだ父に対する同情のようなものを感じさせられました。 しかしそれはやはり家族だから感じるものなのかなと。(著者はそんなものではないと否定されるかもしれませんが) 実際にその事件で被害に遭われた当事者の方やその家族の方たちにとっては、たとえ事件で命を喪っていなかったとしてもおそらくとても許せないことだろうしそんなふうに著者が思うこともおそらく不愉快にしか感じられないのでは、と思うのです。 家族が解散してから以降の話は著者自身の芸能界に入ってから脚本家として立つまでの話がメインになっていきます。 著者の持ち前の負けず嫌いと父の話をすることで自分をアピールしようとする貪欲さ、そしてある人から「それが切り札」と半笑いで言われたことでそのアピールの仕方を封印したという下りには、芸能界に残るために足掻く苦悩にリアルさを感じました。 自分の書いた言葉で、誰かの人生を狂わせてしまう可能性があるから(p233) 役者の時にその恐ろしさを知り、知った上で今度は脚本家になっていくというところにぐっときます。 著者は役者に行詰まりを感じて脚本家を目指されたとのことですが。 芸能界に入るきっかけを思うと何だかんだ言ってもやはりお父さんのおかげはかなりあるんじゃないでしょうか。 時代のおかげもあったかもですが、一般人はこんな風には通常入っていけないと思います。大変な生い立ちてはあるけれどそれが強みにもなったという風に私は感じます。 その意味ではラッキーな人だとも。 もちろんそこから現在に至るはご本人の努力の賜物だとは思うけれども… 私は何も自分で選んでないので理不尽だとしか思えないし、人生を損しているような気がしていた。(p194) 子供は本当に親に翻弄されますね。宗教二世とは全然違うけど学童期には特に親の考えや行動に巻き込まれるより仕方がないときが多くて、納得できなくても諦めたり不条理を飲み込んだりさせられるところはよく似ている気がします。 時々容赦ない会話がされるところに吹き出してしまいます。(普通もう死んでるでしょ、とか)面白会話はおばあちゃんが登場するシーンが多い感じもします。このばあちゃんがまた何かかっこいい。 全体として重い事実があるから効いてくるわけで、意図的に書かれてるのでしょうけどセンスですね。 巻末の「おわりに」、が染みます。子どもに向けて、または自分のような状況にかつてあった子どもだった人に向けて書かれています。 著者が占ってもらった結果によると、著者はこれから書き物で世に名を広めていくらしいので脚本なのか、エッセイなのか、ノンフィクションなのかわかりませんがこれからまた面白い話にお目にかかれることを楽しみにしたいと思います。まずは「桐島です」観てないから観ようかな。 お父さん、写真を見たら随分とかっこいい俳優さんだったのですね。声もテノールとか。 俳優としてまだまだ見たかった人でしたね。
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