商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 白水社 |
| 発売年月日 | 2025/05/30 |
| JAN | 9784560091722 |
- 書籍
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本と歩く人
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本と歩く人
¥2,970
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商品レビュー
4.1
38件のお客様レビュー
主人公は老舗書店で働く年配の書店員カール。彼は本を何より愛し、毎晩、常連客のもとへ歩いて本を届けている。常連客たちを「ミスター・ダーシー」や「ファウスト博士」など、本の登場人物の名前で呼んでいる。ただ、彼の行動範囲はとても狭い。 でもある日、シャシャという9歳の少女が突然現...
主人公は老舗書店で働く年配の書店員カール。彼は本を何より愛し、毎晩、常連客のもとへ歩いて本を届けている。常連客たちを「ミスター・ダーシー」や「ファウスト博士」など、本の登場人物の名前で呼んでいる。ただ、彼の行動範囲はとても狭い。 でもある日、シャシャという9歳の少女が突然現れて、カールの本の配達に勝手についてくるようになった。そして、カールの穏やかだった日常は少しずつ変化していく。 そんなある日、シャシャの父親がカールが娘を連れ回していると書店主に苦情を言いに来て、カールはクビになり、シャシャの父親に強く押され大怪我をする。退院しても、今までのように自由に歩けず、そしてもう誰も自分のことを必要としていないと思い、絶望に近い日々を送る。 でも、そんなカールに前を向く力を与えたのはシャシャであり、常連客たち。 簡単に言えば、本の世界に閉じこもっていた老人が、少女との出会いでもう少し広い世界へと出て行く物語。最初は「現実から逃げるための本」だったものが、最後には現実と人をつなぐものに変わっていく。ずっと孤独だと思っていたけれど、実は大切にされていたと知る。 手元に置いておきたい一冊。 読みながら、何故かシャシャがモモとだぶっていました。
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主人公は孤独な書店員のカールで、唯一の生きがいは、馴染みの顧客に本を直接届けること。書店のオーナーが代替わりし、この非効率な配達をやめるように指示する。それは、引退せよということと同義であり、カールにとっては生きがいをなくすことでもあった。そんな折、小さな女の子がカールの配達に同...
主人公は孤独な書店員のカールで、唯一の生きがいは、馴染みの顧客に本を直接届けること。書店のオーナーが代替わりし、この非効率な配達をやめるように指示する。それは、引退せよということと同義であり、カールにとっては生きがいをなくすことでもあった。そんな折、小さな女の子がカールの配達に同道するようになる。カールと顧客の繊細な関係が徐々に変化するが、それは臆病で、顧客のプライベートな困りごとを見て見ぬふりをしていたカールの態度を変化させることになる。こういった、「変化を恐れる生き方」と「当たり前のこと」を対立させて変化する過程を見せる物語は王道と言えるし、出来過ぎ感がないわけではない。変わることは恐ろしいけど、良いこともある(良いことが多いはず)というある種のメルヘンなのだが、よくできていて心地よい。各章のタイトルや内容が、名作のオマージュになっているところも楽しめる。
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シャシャがとにかく可愛い! 老人と少女、本を待つ人達。シャシャと届けられる本によって縛るものから解放させていく。本離れが進み、ネット販売によって書店がなくなっていく現代のおとぎ話。
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