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踊りつかれて
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2025/05/27 |
| JAN | 9784163919805 |
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踊りつかれて
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商品レビュー
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627件のお客様レビュー
《私たちは何に踊らされているのか》 みなさんのレビューを拝読して、ずっと読みたかった作品。 図書館で借りている方のマネをしてお借りしてきました✧*。 匿名のブログで83人の個人情報を晒した男と、その弁護を引き受けた女性弁護士、そして昭和の大スター歌手の人生が交錯し、ネット社会...
《私たちは何に踊らされているのか》 みなさんのレビューを拝読して、ずっと読みたかった作品。 図書館で借りている方のマネをしてお借りしてきました✧*。 匿名のブログで83人の個人情報を晒した男と、その弁護を引き受けた女性弁護士、そして昭和の大スター歌手の人生が交錯し、ネット社会の「正義」と暴力を問う長編小説。 SNSでの他者への誹謗中傷はよくないこと。 それは、きっとみんな頭では理解している。 でも、書くことがストレス発散になる側面もある。 だから、ストレス発散のためにSNSでの誹謗中傷に走ってしまう人って、一定数いるのではないか。 そして、なぜSNSでの誹謗中傷があんなにバズってしまうのか。 それは、面白がって拡散する人がいるからじゃない? もちろん、火種を作った人が一番悪いのではないかと思う。 けれど、それを読む人、面白がる人、拡散する人、傍観する人、きっとみんな同罪なんじゃないか。 誰か一人でも「私はそうは思わないよ」って書いてくれるような味方がいたら、変わっていたこともあるのかもしれない。 媒体が井戸端会議から新聞、テレビ、ネット、SNSと移り変わっても、人が群がって、噂して、誰かを祭り上げたり叩いたりする構造そのものは変わらない。 SNSによって、人間の昔からある性質がめちゃくちゃ増幅されているように感じるし、私たちがそんな社会の渦中にいるのかと思うと、恐ろしくなる。 誰かがある情報に踊らされる。 それを見ている人も踊る。 さらにそれを面白がって煽る人もいる。 気づいたら、みんなが何かに踊らされ続けている。 こんな世の中、普通に嫌だな…(._."Ⅱ) 情報に踊らされる前に、情報を精査することも大事だし、SNSに書き込んでいい内容かどうか、一度立ち止まって考えなきゃね。 実は私はネットリテラシーなんてまだないような学生時代に、当時流行りだったblogで日記を書いていた。 ある日、バイト先の愚痴を店名を明かした上で書いてしまい、それが今で言う炎上みたいなことになってしまって…。 交流ある人からしかなかったコメントが、見知らぬ人たちからもたくさん来て、しかもどれもが非難のコメント。 「どうしよう」って怖くなった時には、blogそのものを抹消されてました...(lll-ω-) 私はこういう経験があったから、それ以来、ネットに書き込むことは結構慎重にしているつもり。 私がこれまでSNSに誹謗中傷など書き込むことがなかったのは、この経験のおかげだと思えば、人生に無駄なことはなかったんだなって思える…!笑
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一般人の仮面を被った人々に大切な人がすり潰されていく様子が丹念に描かれている。瀬尾が二人に向ける長年の想いを時を超えてたっぷり描く一方、犯行声明からの加害者・被害者たちの行うはずだった償いなどはとてもあっさりとしている。女性が自殺したかも?や、奏を襲った犯人、一幸など、今までの人生が終わったことへの後悔はあれど、自分が傷つけた相手への罪の意識や反省が見られなかったことが残念。 ストーリーはどんどん美月と瀬尾を取り巻く過去へフォーカスされていき、現在のSNSの持つ生々しさからは乖離していき、前半と後半で全く別の読み口の作品になっていた。最初のギラギラした瀬尾の序文と本人の性格がかけ離れていることも、ネットでは別人感を出しているのかも。 個人的にBUTTERや羊たちの沈黙など、犯人とそれに向き合う主人公が、事件を介して互いをどこまで信じられるか?という探り合い歩み寄るストーリーが好きなので、瀬尾の献身も何か裏があるのでは?と疑ってしまった。
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SNSの誹謗中傷や週刊誌報道がテーマだが、単純に「悪いのは誹謗中傷する人」と片付けられないところが怖い。 発信する側、見る側、拡散する側。 自分もその一人になり得ると思うと、他人事ではいられなかった。 SNSとの向き合い方を改めて考えさせられる作品だった。
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