商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2024/11/20 |
| JAN | 9784103558811 |
- 書籍
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ミスター・チームリーダー
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ミスター・チームリーダー
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商品レビュー
3.6
66件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
女性のボディビルを書いた「わが友、スミス」の主人公と、男性のボディビルを書いた本書でこんなに主人公の性格が違うのか!というのが衝撃的だった。 男性ボディビルダーの主人公の他者(デブ)を見る目の辛辣なこと辛辣なこと。 脂肪=無駄なもの、というストイックな考え方が、現実の自分の会社のチームにまで及び、ついには自分の肉体にまで影響を与えていくっていうのはなかなか面白いなと思った。 最後、まぁうまく行かないという結末だろうなとは思ったけど、痩せすぎて失格、しかもそれに対しての主人公の帰結がいろんなやつを(チームに)入れよう、まではよかったけど、そしてそのあとにいらないやつは切ろうって繋がっていったのには思わず笑ってしまった。全然反省してない。というか主人公における反省というのは優秀な奴はちゃんと労わろうっていうところだけで、これは、すごいなんというか、それでいいのだろうか?と思っちゃうような物語だった。 いや、これじ石田夏穂!肉体を書かせたら右に出るものはいないって感じで大好きなんで面白かった。 男性ボディビルは女性ボディビルとは同じところもあるけど全然違うものなんだなぁと思った。 そして、この主人公は私は人間的に好きじゃねぇなって思いました笑 お前はチームリーダー失格だよ!
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筋肉系小説を書かせたら石田さんの右に出る者はいない。 主人公に言わせると太っている職場の人間たちは使えない「脂肪」的な存在。これって描き方を間違えるとすんごく嫌な奴で終わってしまうけど、主人公の真剣すぎるが故の滑稽さや可笑しみを描くことによって見事にエンタメ化していたと思う。 ...
筋肉系小説を書かせたら石田さんの右に出る者はいない。 主人公に言わせると太っている職場の人間たちは使えない「脂肪」的な存在。これって描き方を間違えるとすんごく嫌な奴で終わってしまうけど、主人公の真剣すぎるが故の滑稽さや可笑しみを描くことによって見事にエンタメ化していたと思う。 どういうラストになるのか読めなくてどんどんページをめくった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
趣味のボディビルに精を出す主人公の会社生活を主軸に、ボディービルディングにおけるボディメイク(筋肉と体脂肪)と、職場におけるチームメイク(仕事の出来るやつと出来ないやつ)を重ね展開される作品。トレーニングを重ねて体脂肪率を下げていく=怠惰な同僚や気の利かない事務の女性を切ってスリムなチームを目指していくことであり、そこに達成感を覚える主人公の後藤。本番に向けて身体を絞っていく過程で立ちはだかる様々な困難を乗り越えて最終的に臨んだ計量では、逆に階級の下限を下回り失格になるという結末。身体でも組織でも、多少の体脂肪は必要というメタファーか。 帯には「朝井リョウ絶賛」「爆笑と感嘆」の文字が躍り期待させられたが、少なくとも爆笑はなく、主人公の抱える焦燥感にヤキモキ、周囲の怠惰な同僚たちに憤りを覚える、なかなかクセが強く、あまり読後感の良いとは言えない小説だった。 上手いなと思った表現メモ; p.72 (地方勤務で各地を転々としていた頃は日ごとに筋量が減り、大会では予選落ち。毎日決まったものを食べて同じジムでトレーニングをして同じ時間に寝る、生活環境を整えて初めて身体づくりが出来るということについて)ビルダーとは全般に都会の生き物である。前に「野生児」云々と言われたが、ビルダーほど「自然」から遠い人たちを、後藤は他に知らなかった。 p.122 (頼りにしていた部下の菊池が会社を辞めることになりチームメンバーがいなくなるとき)筋肉のメンテを疎かにしちゃ駄目だよ。そうだ、自分は何度もそう言われていたのに。筋肉は脂肪と違って儚い。少しでもメンテを疎かにすると、あっという間にいなくなってしまう。
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