商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 偕成社 |
発売年月日 | 2024/11/14 |
JAN | 9784036432608 |
- 書籍
- 児童書
しじんのゆうびんやさん
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
しじんのゆうびんやさん
¥1,760
在庫あり
商品レビュー
0
1件のお客様レビュー
本屋さんが斉藤倫フェアを展開していて、ずーっと積読になってる「どろぼうのどろぼん」と並べて同じコンビの新刊ほやほやがおいてあったので、タイトルにひかれてふらっと買ってしまった。 村の小さな郵便局のふたりの郵便局員、ガイトーさんとトリノスさんのはじめたとある活動の物語。さっそく読...
本屋さんが斉藤倫フェアを展開していて、ずーっと積読になってる「どろぼうのどろぼん」と並べて同じコンビの新刊ほやほやがおいてあったので、タイトルにひかれてふらっと買ってしまった。 村の小さな郵便局のふたりの郵便局員、ガイトーさんとトリノスさんのはじめたとある活動の物語。さっそく読み始めたら、最初の数ページの展開で涙が出そうになり、心がいっぱいになってしまった。短いエピソードにひとつずつ詩があって、てがみやことばをおくるということ、詩とはどんなものなのかがじんわりつたわってくるお話で、これから何回も読み返すことになると思う。詩人斉藤倫さんの面目躍如たる一冊。 私自身、国際的な匿名文通「Postcrossing」をはじめて数年になるが、いまやなんでもSNSやメールで済むようになってしまい、手で書いて切手をはって時間をかけて届けてもらう手紙というもののありかたも変わっていくのかな⋯とは思っていた。手紙が好き、絵葉書が好き、というだけでなく、用事があるわけでなく、どこかの見知らぬだれかが自分を思ってつむいで贈ってくれた言葉がちょっと心に灯をともしてくれるようなそんな経験を重ねながら思っていたことをさらに深めてくれるような本だった。
Posted by