商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 双葉社 |
| 発売年月日 | 2024/11/13 |
| JAN | 9784575528053 |
- 書籍
- 文庫
残月記
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残月記
¥935
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商品レビュー
3.6
39件のお客様レビュー
月をテーマにした、ややダーク寄りのファンタジー三編。 勝手に『山月記』を意識した作品かと思っていたが、実際はまったく異なる内容だった。 月の持つ神秘的なイメージがしっかりと表現されている。 雰囲気や情景が頭に浮かびやすく、わかりやすく読みやすい作品だった。 アニメ化にも向いていそ...
月をテーマにした、ややダーク寄りのファンタジー三編。 勝手に『山月記』を意識した作品かと思っていたが、実際はまったく異なる内容だった。 月の持つ神秘的なイメージがしっかりと表現されている。 雰囲気や情景が頭に浮かびやすく、わかりやすく読みやすい作品だった。 アニメ化にも向いていそう。
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短編の残月記は、月昂のことより、下條による独裁国家のリアルさと気持ち悪さがすごい印象的だった。やっぱり独裁政治は、一部の人を人扱いしないことで、支配者側が自尊心とか欲を満たす仕組みになって、特に理由もなく支配者側から転落してしまって、そうしたら尊厳も誇りも全部失って救いもなくなっ...
短編の残月記は、月昂のことより、下條による独裁国家のリアルさと気持ち悪さがすごい印象的だった。やっぱり独裁政治は、一部の人を人扱いしないことで、支配者側が自尊心とか欲を満たす仕組みになって、特に理由もなく支配者側から転落してしまって、そうしたら尊厳も誇りも全部失って救いもなくなっちゃうんだと思った。その辛さを詩とか木彫とか芸術に反映させて優れた作品が出たとしても、それは全然喜ばしいものではなく負の遺産的なものになっちゃうし、更にそれを糧として乗り越えようみたいに無関係の人が芸術として享受するのは傲慢だなあとも思った。(まあ糧とするしかないんだけど) 下條に対する便器のような白い歯っていう表現が好きすぎて笑った。あと、愛してるということは愛し続けるということで闘士であり月昂である自分が口にできる言葉ではないって考えてた後、昆冥期で死に行くときに愛してるって伝えたところがめっちゃよかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なんだろう。 とても不思議な魅力のある小説です。 完全にSFなのに、月の持つ不思議な力に魅せられてしまう。ある日突然月の表裏が変わって自分が自分でなくなってしまう日が本当に来るような、そんな気分になるし、読後数日そんなありもしないことをふと月を見ると考えてしまって怖くなる。 短編2編と中編1編で構成されており、中編の残月記に関してはもはや完全にSFであるが、何故か惹き込まれる。どこかにこんな世界があるかもしれないと思わされる。 それほどまでに、月の持つ不気味で不思議ななにかがあると私たちは知っている。 新月には出産が多い。 満月が近づくと月経が起こる。 月にまつわる不思議な迷信のようなものを聞いたことがあるのも、月が何かしら不思議な力を持っており、それに一度でも魅せられたらもう、その世界にハマってしまうのかもしれない。 不思議な世界に飛び込める静かで不思議な体験でした。
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