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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2024/10/23 |
JAN | 9784344043701 |
- 書籍
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夜更けより静かな場所
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夜更けより静かな場所
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商品レビュー
4.3
64件のお客様レビュー
本好きには堪らない一冊! 古書店〈深海〉で深夜0時から始まる読書会。 毎回課題図書を決めて、それについて男女6人が感想を述べ合う。 登場人物6人は、それぞれ様々ないきさつがあってこの〈深海〉に辿り着く。昼間でも薄暗い店内。そこに、ひっそりと居場所を求めて通う。バラバラだった6人を...
本好きには堪らない一冊! 古書店〈深海〉で深夜0時から始まる読書会。 毎回課題図書を決めて、それについて男女6人が感想を述べ合う。 登場人物6人は、それぞれ様々ないきさつがあってこの〈深海〉に辿り着く。昼間でも薄暗い店内。そこに、ひっそりと居場所を求めて通う。バラバラだった6人を深夜の読書会が繋げる。 そもそも読書とは孤独なものです。でも、そんな孤独な行為の先で、誰かとこの気持ちを分かち合いたい、他の人の感想を聞いてみたい、と思ったからこそブクログという場に皆さんは集まってきたのではないでしょうか?そんな気持ちを持つ人たちには堪らない一冊ですよね。 ブクログに感想を書いていると、時々、皆さんと★の数があまりにも違う時があったり、感情移入できたかできなかったなど、全く違う感想を持つことがあります。そんな時は正直、ちょっとドキドキしながらエイヤッと投稿のボタンを押したりしています(^-^; でも、同じ本を読んでも感想は人の数だけ!と本書は言ってくれていて、そうそう!そうだよね!と気が楽になりました。 そして、親戚が営む古書店に若い女性が顔を出して物語が進むっていうのが、『森崎書店の日々』や『古本食堂』が思い出されていいですよねー。 大好きな世界観(о´∀`о)
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初めての岩井圭也さん。 古本屋『深海』で、店主の遠藤茂と姪の吉乃。吉乃と同じ大学の真島、図書館司書の安井、グラフィックデザイナーの中澤、そして元音楽教師・ヴァイオリニストの国分の6人で深夜0時〜2時まで行う『読書会』。 彼らが一人一冊、課題図書を読み、各々感想や意見を述べていく...
初めての岩井圭也さん。 古本屋『深海』で、店主の遠藤茂と姪の吉乃。吉乃と同じ大学の真島、図書館司書の安井、グラフィックデザイナーの中澤、そして元音楽教師・ヴァイオリニストの国分の6人で深夜0時〜2時まで行う『読書会』。 彼らが一人一冊、課題図書を読み、各々感想や意見を述べていく話から自分と向き合っていく物語。 この物語では『本の力』を感じたこと。 それぞれが人生の岐路に立たされてる時、読んだ課題図書(絵本・小説)で、自分と登場人物と重ね、共感と同時に起きる『周りの意見』。 客観的に見つめ直す機会...結構自分自身の行動や心理って自分では分からず、物理的なことや人の意見・指摘があって初めて気がつくことが多い。 自分も本と出会い、今まで得てきた価値観や人生観が間違ってたことではないけど、得てきたもの以外のものが枝葉のように広がっていくのがじわりじわりと感じ取れるので。 『読書会』の楽しさ。この物語に自然に入り込めたのもありますが。 「共感は一つの論点」「こだわるのは、読書会の可能性を狭めるかもしれない」 「物語の面白さには色々あるのですから、共感だけを軸にするのはもったいない」 茂が言った言葉たちは、まさに読書会の軸となる部分。 課題図書に対して各々の感想や意見が多種多様。自分の感想・意見が全てではないので正解はないんですよね。 読書会だけでなく仕事でのディスカッションやブレストでも言えることですが。 すごく面白かった!こういった読書会があれば参加したい! また小説だけでなく、絵本なども読んで価値観を変えていきたいなと改めて思いました。
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読書会。自分の思った感想をそのまま言葉にする。他人の意見に合わせようとする必要もなく。そこがいいなと思いました。参加者それぞれの人となりも分かり、読んで良かったと思える一冊でした。
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