商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2024/10/16 |
| JAN | 9784065369593 |
- 書籍
- 文庫
この世の喜びよ
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この世の喜びよ
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商品レビュー
3.3
23件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
表題作は、他者の思考の流れをそのまま読んでいるようで居心地が良いとは言えなかった。 母親は子育ての思い出をおそらく美化していて、はじめは優しいお母さんなのかと思っていた。でも娘ふたりは母親に対して少なからず不満を持っている。勤務時間に売り場にいないことや、自省することがなく他人のせいにするところなど、娘の登場によって明らかにされる母親の本当の姿が見えた時に驚いた。 少女に言われたことも本当に理解したのかは怪しく、善意の正義感だけはあり、やんわりと強情で、この人物をどう捉えたらいいのかと途方に暮れた。わたしには母親が終始ズレているように感じられたのだ。 この世の喜びとは、あなたに何かを伝えられる喜びのことなんだろうか。言い争いの決着もないまま、一方的に伝えたいことを伝えるというのもどこか独りよがりなものを感じてしまい、複雑な気分だ。 でも、こういう描写にはリアリティがあると思う。それだけに、読んでいるとつらい。 「マイホーム」と「キャンプ」も家族の話だった。家族の中ではみんなそれぞれ役割がある。そこから解放されたらどんな自分が現れるのか、自分でも予想できない。 三作品の中では「キャンプ」が好みだった。人と人はこうやって友だちになるし、束の間交流してあっさりと別れていく。
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- ネタバレ
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句読点の少ない文章で平凡な日常の描写が続くので読みづらく、最後まで辿り着くのに忍耐が必要だった。どうタイトルに繋がるのかという疑問を抱えながら読んが、ラストの1文で全てが回収された。"何かを伝える喜び"、これは全ての人が持つ喜びかも知れない。作者が幼い娘をもつ母親であり、高校の国語教師である事は、日本の未来にとって大きな価値があると感じた。
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独特のリズムで一つの文章が長く、一度で頭に入るようになるまで時間がかかる。 温度感のある解像度の高い心理描写で、「あなたは」という書きぶりのせいか自分の過去の経験と思わぬところで急に結びついてビックリする。 エンタメとして消費せず、風景を文章を味わってもらいたいというメッセージ...
独特のリズムで一つの文章が長く、一度で頭に入るようになるまで時間がかかる。 温度感のある解像度の高い心理描写で、「あなたは」という書きぶりのせいか自分の過去の経験と思わぬところで急に結びついてビックリする。 エンタメとして消費せず、風景を文章を味わってもらいたいというメッセージのようなものを感じる。
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