商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 青土社 |
| 発売年月日 | 2024/09/21 |
| JAN | 9784791776719 |
- 書籍
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ニーチェ 哲学的生を生きる
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ニーチェ 哲学的生を生きる
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商品レビュー
5
3件のお客様レビュー
素晴らしい! ニーチェとニーチェ解説書を数冊読むとなんとなく考えがわかった気になるが、 そんな勘違いこそニーチェが軽蔑するものである。 改めてニーチェの深淵さと優しさ、人間味を感じることができると共に ニーチェへの理解は深まりつつ何も知らないことを思い知らされることとなる。
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講談社学術文庫本版の『ツァラトゥストラはこう言った』の2023年の新訳をお書きになった森一郎先生のニーチェを中心に据えて様々な考察を加えた論考集。ニーチェへの思い入れが随所に炸裂する。 また、話の内容はニーチェに留まらず、他の哲学者、ハイデガーやアーレントらの思想にも目を向け、か...
講談社学術文庫本版の『ツァラトゥストラはこう言った』の2023年の新訳をお書きになった森一郎先生のニーチェを中心に据えて様々な考察を加えた論考集。ニーチェへの思い入れが随所に炸裂する。 また、話の内容はニーチェに留まらず、他の哲学者、ハイデガーやアーレントらの思想にも目を向け、かなり辛辣に生きることについて考えた著作。力作であります。 中には、かなり際どい言葉も出て来るが、ニーチェが相手とあらば致し方ない。しかし、この毒舌を読むのは快感でもある。全体的に見ても、現在の世の現実を見据えた上でのニーチェ論。手厳しい物言いだが机上の空論ではない。 アーレント研究でも名高い森一郎先生。第8章『同情について ー ニーチェとアーレント』で繰り広げられる誤解されやすい「同情論」は白眉であった。 一つ一つ丁寧に仕上げられた論考は、とても読みやすい。難解な部分は殆どない。引用や省略された部分も参照することで、読むのに少し時間が掛かったが、難解なニーチェ論ではない。 軽く手に取って、サラッと読むことも出来る良書であると感じた。
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[目次] まえおき 序章 ハイデガーとアーレントの間 — ニーチェ私観 Ⅰ 哲学するという生き方 第1章 生への愛、知への愛 — 哲学者の恋の歌 第2章 人を殺してはいけない理由を求めることの愚かさについて 第3章 学問の危機と哲学 — ニーチェの誓い Ⅱ 時代に抗...
[目次] まえおき 序章 ハイデガーとアーレントの間 — ニーチェ私観 Ⅰ 哲学するという生き方 第1章 生への愛、知への愛 — 哲学者の恋の歌 第2章 人を殺してはいけない理由を求めることの愚かさについて 第3章 学問の危機と哲学 — ニーチェの誓い Ⅱ 時代に抗して哲学する 第4章 戦争と平和の哲学 —『放浪者とその影』より 第5章 強制としての道徳 —『善悪の彼岸』より 第6章 科学は何のために? —『ツァラトゥストラはこう言った』より Ⅲ ニーチェと哲学者たち 第7章 自由な死と死への自由 — ニーチェから見たハイデガー 第8章 同情について — ニーチェとアーレント 第9章 禁欲主義と実存の美学 — ニーチェ、九鬼周造、フーコー 終 章 学問と生 — ニーチェに学んで戦いを生きる 注 あとがき 初出一覧 人名索引 http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3966
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