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二人一組になってください
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二人一組になってください

木爾チレン(著者)

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二人一組になってください

1,815

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2024/09/19
JAN 9784575247688

二人一組になってください

¥1,815

商品レビュー

3.8

38件のお客様レビュー

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2024/11/07

二人一組になってください、学校で先生から言われると毎回うわっと思ったな。設定がぶっとんでいるのはさておき、勢いがあって面白かった。一人一人にストーリーがあるし、メインとなる人のストーリーもしっかりしていて読みごたえがあった。殺伐としている中にも真の友情を築けている人たちもいるし、...

二人一組になってください、学校で先生から言われると毎回うわっと思ったな。設定がぶっとんでいるのはさておき、勢いがあって面白かった。一人一人にストーリーがあるし、メインとなる人のストーリーもしっかりしていて読みごたえがあった。殺伐としている中にも真の友情を築けている人たちもいるし、更紗と螺良の話が切なくてよかった。

Posted by ブクログ

2024/11/06

表紙に魅了され手に取りましたがとても面白かったです。 これまでの学生時代の友人関係が思い出され、苦く脆いあの頃の日々が思い出されました。 女子特有の人間関係や本質が鮮明に描かれており共感しながらページを捲ることができました。 学生時代にタイムスリップし、このデスゲームが始まっ...

表紙に魅了され手に取りましたがとても面白かったです。 これまでの学生時代の友人関係が思い出され、苦く脆いあの頃の日々が思い出されました。 女子特有の人間関係や本質が鮮明に描かれており共感しながらページを捲ることができました。 学生時代にタイムスリップし、このデスゲームが始まったら私はどうなっていただろうかとも考えました笑 生徒数が多いことやスクールカーストにそれぞれが分かれていることから、情報をまとめられるか不安でしたがとても読みやすかったです。2日間で読み切ってしまいました。 学生のみなさんや、あの懐かしの学生時代を過ごされたみなさまにぜひ紹介したい一冊です。  

Posted by ブクログ

2024/11/06

二人一組になるデスゲーム、友情の隙間にある無関心と裏切りに切り刻まれる #二人一組になってください ■あらすじ 女子高の卒業式を迎える直前、担任教師がいじめに関するデスゲームを開催すると告げる。二人一組になれない人は失格となり、惨殺されてしまうのだ。最後に生き残るのは誰なのか…...

二人一組になるデスゲーム、友情の隙間にある無関心と裏切りに切り刻まれる #二人一組になってください ■あらすじ 女子高の卒業式を迎える直前、担任教師がいじめに関するデスゲームを開催すると告げる。二人一組になれない人は失格となり、惨殺されてしまうのだ。最後に生き残るのは誰なのか… 学校の人間関係ならではのスクールカーストといじめをテーマに、友情とは何かを描く学園ミステリー。 ■きっと読みたくなるレビュー 物語が始まる前にでてくる「三年一組カースト表」もうこれだけで胸が苦しい。人間の価値にランクなんてあるはずもないのに。しかし現実としてカーストなるものは存在するんですよね… 本作では人を傷つけるトゲのあるセリフ、マウントの取り合いなどの行動などをとおして、ひとりひとりの人間性を描いていく。各々の事情や信条や人間関係を読んでいくうちに、いつの間にか三年一組の生徒になっていくんです。 所詮は高校三年生、分かりやすく非道な生徒なんていないし、心根は優しい子ばかり。しかしそれぞれ考え方や価値観は少しずつ違う中で、自身にリスクなく心が安定できる仲間を選りすぐっていく。本人たちが明確に切り分けしなくても、自然に上下関係が組みあがってしまうのは、なんとなく理解できるんだよね。 そんな中で二人一組になるデスゲームが行われる。余った一人が殺されてしまうという恐ろしいゲーム。これが鬼気迫る乱暴な描写と思いきや、気品のある文章で生徒の内なる心情を丁寧に書かれていて、重々しくも美しいんです。目を背けたくなる物語にも関わらず最後まで読めるのは、バランス感覚とセンスが優れているからだと思いました。 無関心という悪意、信じてきた人に裏切られる、誰しも一度くらいは経験したことがある人間関係。こんな隙間を見てると、今の自分に置かれた環境での行動が最適なのか、わからなくなってくるんすよ。困った人がいたら支えてあげたくなるんだけど、どれだけ自分を犠牲にできるかなんて自信ないすね… 二人一組というテーマから、絶対なくなることはないいじめを熱く描いた作品。フィクションではあるのですが本質的には実在するこのという社会問題、もっとひとりひとりの大人が受け止めなければならないんでしょう。 ■ぜっさん推しポイント 鬼畜なゲームではあるんですが、生徒の会話や行動が生き生きとしてるし、夢や想いを情熱的に語るシーンもあり、この対比がすばらしいんすよね。明と暗、嬉しさと悲しさのコントラストが印象的な作品でした。

Posted by ブクログ

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