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エリート過剰生産が国家を滅ぼす
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2024/09/19 |
| JAN | 9784152103635 |
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エリート過剰生産が国家を滅ぼす
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商品レビュー
3.9
10件のお客様レビュー
なかなか難しい本。読んでもすっと頭に入ってこなかった。テーマは面白いので理解を深めたいのだが、如何せん自分の理解力がついていけず。ある程度期間を開けてからまたトライしたい。
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歴史からモデルや法則を導く書物は数多くあるが、本書もそのひとつ。面白いのは何らかの理由でその数が増えたにも関わらず、エリートのマジョリティに入れなかった者が革命の煽動者になり、そこから国家を滅ぼすことに繋がったという仮説。 彼らを過剰生産されたカウンターエリートと著者は呼んでいる...
歴史からモデルや法則を導く書物は数多くあるが、本書もそのひとつ。面白いのは何らかの理由でその数が増えたにも関わらず、エリートのマジョリティに入れなかった者が革命の煽動者になり、そこから国家を滅ぼすことに繋がったという仮説。 彼らを過剰生産されたカウンターエリートと著者は呼んでいる。スーパーリッチになり損ねた人や科挙の試験に落ち続けた人たちが一般大衆を煽る役割を担っていたというのは興味深いし、そういうことはあるだろうなあと実感する。
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その名のとおり、エリートの過剰生産が国家を滅ぼす、ということを述べている本。 なのだが、細かい議論については正直ついていけなかった。 筆者は、「複雑系科学者」とのことで、「クオリダイナミクス」=歴史は繰り返す。パターンがある。ということを前提に、今迄の歴史の中で生じた国家の崩壊...
その名のとおり、エリートの過剰生産が国家を滅ぼす、ということを述べている本。 なのだが、細かい議論については正直ついていけなかった。 筆者は、「複雑系科学者」とのことで、「クオリダイナミクス」=歴史は繰り返す。パターンがある。ということを前提に、今迄の歴史の中で生じた国家の崩壊の要因がエリートの過剰生産にあるということを述べている。 そして、その前提を元に、今までの歴史を振り返っている。 のだが、完全に議論についていけなかった自分にとっては、「エリートの過剰生産が国家を滅ぼす」という前提に立って歴史を読み替えている=上書き、しているようで、何となく腑に落ちなかった。勿論、それに対する反論なども記述はあったのだが、いかんせん難しすぎる言葉遣いでついていけなかった。この本、サピエンス全史と同じ匂いがする。 「エリートの過剰生産が国家を滅ぼす」ということそのものには、非常に納得がいく。 そもそもエリートとは何か、ということだが、エリートは、武力や警察力、富、行政権力、イデオロギーや説得力の保有者のことである。特に現代で言うならば、富の保有者が大きい。アメリカで言えば、やはり格差が非常に大きくなっている。 エリートが過剰生産されると、そのほかの大衆が貧困化する、その結果、エリートと大衆の格差が大きくなる。さらに、過剰生産されたエリートの中でも、エリートになりきれない人が生まれる。そして、そのエリートになりきれない人は、庶民階級に落ちるか、暗殺されるかだが、最も国家を崩壊に導くのは、革命か内戦の主導者になること。その結果、国家が崩壊する。 要するに、過剰生産されたエリートは、権力を持つエリートたちに戦いを挑み、その結果内戦が起こり(貧困化された大衆を引き連れることもある。)、国家が崩壊するのである。 そして筆者がもう一つ批判しているのが、現在のアメリカの状態。 アメリカで顕著なエリートは、金権を有している。富があるものが政治を支配しているのである。移民問題に対応する政府も、金権政治を表している。移民を受け入れることでエリートは更なる経済利益を与えられる。左派は移民の制限に反対しているが、それは逆にエリートたち経済的利益を与えるだけなのである。 ということで、ひたすらアメリカが金権政治であることと、格差が大きく開いており、エリートが過剰生産されていることを言っている。 以前読んだ、マイケルサンデルの、能力主義批判よりもさらに痛烈に今のアメリカの政治を批判している本だった。そして、最終的には、良識を持つエリートに期待しているが、そううまくもいかないんだろうなと思う。
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