商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2024/08/07 |
JAN | 9784065364215 |
- 書籍
- 新書
日本扇の謎
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日本扇の謎
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商品レビュー
4.1
30件のお客様レビュー
いよいよ、国名シリーズに、満を持して「日本」の登場である。 しかし、物語中の有栖は、火村のフィールドワークに同行して遭遇した事件については、小説に書かないことに固く決めている。 せっかく、編集者の片桐が『日本扇の謎』というタイトルを考えてくれたのに、そのタイトルでの執筆はできない...
いよいよ、国名シリーズに、満を持して「日本」の登場である。 しかし、物語中の有栖は、火村のフィールドワークに同行して遭遇した事件については、小説に書かないことに固く決めている。 せっかく、編集者の片桐が『日本扇の謎』というタイトルを考えてくれたのに、そのタイトルでの執筆はできない事になってしまってお気の毒である。 アリス自身は、助手として役に立っている自信はないのだが、「人を殺したいと思ったことがある」と言う友人が心配で見守ってやらなくてはと言う気持ちと、火村という人間に対する興味もあって、フィールドワークの同伴に誘われれば、断る選択肢はなかった。 読者としては、今回は最初から最後まで、火村&アリスのコンビがずっといっっしょに行動し、たっぷり会話してくれたので大満足である。 それにしても、日本家屋とお金持ちの一族が出てくると、やはり横溝な雰囲気が漂う。 颯一は、気の毒な人生でした。こういう、間の悪い人というのは居るものである。 そして、手を差し伸べてくれる人がいるのに満足できずに欲張る人は、ろくな事にならない。
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有栖川先生、健在! 大御所なのに、いつまでも若い雰囲気を出せる、そして時代にマッチしたミステリを書く有栖川先生の読破をいつまでも続けます。 おおきに。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
記憶喪失の青年と彼が持っていた扇から辿るミステリ。現場での事情聴取と警察との連携により紐解かれていくので箱庭感が溢れる。 知り合った親子が善良過ぎる気もするが、彼の人生を思うとそれくらいの良いことはあって欲しい。 火村がアリスに親指を立ててグッジョブするのが妙にツボ。
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