ポストEVの競争軸 デジタルビークルの知られざる正体 人と対話するクルマの未来

鶴原吉郎(著者)

• 販売会社／発売会社: 日経BP/日経BPマーケティン
• 発売年月日: 2024/08/02
• JAN: 9784296205202

商品レビュー

2024/11/08

文系ビジネスパーソンでもよく理解できる内容。
CASEへの理解に有用。
減速や多様化はあれど、内燃機関からEVへの流れは確定。それに加えて自動車のスマホ化も中国で先行。中国に、スピード、貪欲さ、柔軟性を学べ、という主張から、著者の危機感・焦りの強さが伝わってくる。
パソコン、テレビ、携帯電話のようにならないよう、頑張りましょう！

2024/11/04

SDVとDVの違いも含めて整理～、とあったが、EVの競争軸として「人」「機械」とのコミュニケーションが出てくるということを言ってるのは分かったが、「なぜそうなのか？＝中国でそうなってるから」くらいしか論拠が分からず。。。

それは中国ではそうであるかもしれないが、他国含めて「車の競争軸」と言えるものなのか、そもそもなんでコミュニケーションなのか、がよくわからない。

仮に「生成AI」とかの話につなげるのだとしても、それってSDVの大枠からは出てないし、コミュニケーションの手段として生成AIが使われる、というだけでありHowの話であって「競争軸が何か」のWhatの話ではないような？

SDV周りの整理は既知情報程度で、どうでもいいというか、DVとの違いが主軸のわりにSDVの解説っぽくなってる。（無理くりDVなんて作ってる気がしてきた）

これで2,000円はちょっとないかな。。。

2024/09/06

ＥＶ→デジタルビークルへ：
古臭くなった日本車
ＥＶだから選ぶのではない
Ｖ競争の勃興と終焉：ＥＶ化を加速したＶＷの不正
EV自動車強国・中国ー価格競争力
エンジン車とEVの両利きの経営
EV競争は終焉
デジタルビークル：
クルマは造らないファーウェイ
クルマ≒スマートフォン
複層的な価値形成
クルマ←ソフトウェアで定義
ハイパーバイザーの役割
自動車産業：限界・分散型アーキテクチャー→集中型アーキテクチャー
ソフト開発の内製化
車載センサー
遠赤外線センサー
テスラ・人手ゼロ　トヨタ・投資ゼロ
日本は中国から学ぶ立場になった