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企業変革のジレンマ
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企業変革のジレンマ
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商品レビュー
4.1
17件のお客様レビュー
個人でも自分自身を変えることは簡単じゃないのだから、組織を変えるなんて難しいに決まっている。痛みを伴うことも、仕方ないのかもしれない。それでも「あなた達は問題があるから、変わりなさい」と言われて「はい喜んで!」という人はいない。その前提に立った変革、というよりはまずはお互いを理解...
個人でも自分自身を変えることは簡単じゃないのだから、組織を変えるなんて難しいに決まっている。痛みを伴うことも、仕方ないのかもしれない。それでも「あなた達は問題があるから、変わりなさい」と言われて「はい喜んで!」という人はいない。その前提に立った変革、というよりはまずはお互いを理解するための、対話の進め方に関する本。 変革のノウハウを知りたい人にとっては物足りないのかもしれないが、先に書いたような考え方に共感できる人にとっては何回も読み返したくなる本だと思う。
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今自分が属しているベンチャー組織が崩壊気味になっていることから興味を持ち手に取った一冊。 スタートはとてもよく、構造的無能化という言葉もまさにというかんじだったが、読み進むにつれて極端な過去の事例ばかり出てきたり、いつのまにか新規事業がうまくいかない理由ばかりに焦点が当てられて...
今自分が属しているベンチャー組織が崩壊気味になっていることから興味を持ち手に取った一冊。 スタートはとてもよく、構造的無能化という言葉もまさにというかんじだったが、読み進むにつれて極端な過去の事例ばかり出てきたり、いつのまにか新規事業がうまくいかない理由ばかりに焦点が当てられていて、欲しい情報ではなかった。 オープンワークのコメントとか見ていてもベンチャーは特に成長痛ともいえる組織の変化に伴う風邪を頻繁にひくとおもう。 そういう問題にアプローチしている本に出会いたい。
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第2章 p.64 企業変革に必要な4つのプロセス 1. 全社戦略を考えられるようになら:自社の将来的な方向性を示す全社戦略を構築 2. 全社戦略へのコンセンサス形成 3. 部門内での推進 4. 全社戦略•変革施策のアップデート 第3章 構造的無力化はなぜ起きるのか p.95 組...
第2章 p.64 企業変革に必要な4つのプロセス 1. 全社戦略を考えられるようになら:自社の将来的な方向性を示す全社戦略を構築 2. 全社戦略へのコンセンサス形成 3. 部門内での推進 4. 全社戦略•変革施策のアップデート 第3章 構造的無力化はなぜ起きるのか p.95 組織の断片化が進むと、環境に対する認知の幅は矮小化する。その結果ら現在の事業枠組みの外で起きる環境変化をうまく捉えられなくなり、あるいは何が新しい変化の兆しを捉えてもらそこから新たな事業を構築したり実行したりすることが難しくなる。これを本書では問題の「不完全化」という。 第4章 起業変革に必要な3つの論点 p.116 「現在の状況はXXである」というように、明確に説明できる状況は、多義性が低い。一方、「現在の状況は、XXかもしれないし、あるいはそれ以外の何かかもしれない」というのは、多義性が高い状態である。この「多義性」は、「不確実性」とは異なる概念である。不確実性とは例えるなら、電気自動車が普及するのか、ECが普及するのかなどに関する確実性の度合いである、問題、論点自体は明確で、その問題・論点が求める結果に至る確実性の度合いを示すものである。一方、多義性とは、問題や論点の解釈が複数存在している状態である。 第7章 「変わらない」壁を乗り越える p.228 社会心理学社のケネス・ガーゲンは「協応行為によって意味が生み出され、私たち自身もその意味でを通じて自分たちが何者であるかを理解する」ことを述べている。つまり、自分が行なっていることの意味は、その個人のみでは確定されず、他者からの応答、さらにそれに対する応答の連鎖という、一連のプロセスの中で生成されるということである。
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