企業変革のジレンマ の商品レビュー
変革が進まない原因を、既存事業に適応しすぎた結果として、その構造を解き明かした本。紹介された架空の事例が、とても身近に感じられた。私の感想は、変革が進まない中でも比較的うまくいっているポジティブデビアンスを応用・発展させて、できることからコツコツとやってみようかと。
Posted by
評価 企業の視点でよく語られている。 感想 仕事としてかんれんするようになったら、 励みになりそうだと思った 内容 ・組織変革(が必要な状態)とは、組織のルーティン化から断片的になった状態により、新たな価値を考える能力や、実行力を著しく低下させた状態を指す→表層的な問題しか見...
評価 企業の視点でよく語られている。 感想 仕事としてかんれんするようになったら、 励みになりそうだと思った 内容 ・組織変革(が必要な状態)とは、組織のルーティン化から断片的になった状態により、新たな価値を考える能力や、実行力を著しく低下させた状態を指す→表層的な問題しか見つからず、悪循環になる ・乗り越える視点 1.多義性ーたくさんの可能性が常に秘められている 2.複雑性ー状況や一歩先も漫然として明快にならず、表現しきれない(から部門のコンフリクトになる) 3.自発性ー何かを打ち出しても現場レベルでは全く実行されないこと →こうした、新たな課題や施策に直面したとき、これらの理由で止まる。この止まった時、止まった理由に向き合わなければ、組織変革はそこで止まる。そのなぜこそが真因。 進まない理由 1.戦略が明確にならない。上位と下位組織、数値と達成状態など。→連携する。問題を見出す→成功事例を見つける 2.他部門の協力が得られない。金食い虫のように見えてしまう新規事業。→コンセンサスを得るには、独自性など保持すべき物に目を向ける。その後、ナラティブを共有する。 組織が変わることとはどういうことか 孫子は言う、最もすぐれたリーダーは、今の組織の状態は、自分たちが作った物だ。、と言えるような組織を作る物である。 組織変革の取り組み 自発的に変革に取り組むためには、その事業の成長と自分たちの仕事の問題意識や意欲との間に明確な紐付けがされていなければならない。 自発性の好循環 1.自発的に考える習慣が根付いていること 2.フィードバックになる、ストーリーを語る ・聞き手に悔しさを感じさせること ・具体的な何をすべきといったことは言わない ・聞き手の危機感は煽らない ・リーダー自身の迷いや悔しさを率直に語る
Posted by
非常に納得感のある企業変革の実情に対する課題提起、課題のとらえ方の提案があります。 はいはいそうそう、という企業マンたちの声が何度も聞こえてきた気がします。 それに対してどうするべきか、というのは、非常に大きい括りで若干行動に移すには抽象的な提案がなされていますが、大きい方向性...
非常に納得感のある企業変革の実情に対する課題提起、課題のとらえ方の提案があります。 はいはいそうそう、という企業マンたちの声が何度も聞こえてきた気がします。 それに対してどうするべきか、というのは、非常に大きい括りで若干行動に移すには抽象的な提案がなされていますが、大きい方向性は示されています。 すぐには実践できないかもしれませんが、この本を思い出しながら働くことになりそうです。 もっと実践への方法論についての本も期待できると嬉しいです。次作はそういう内容になるといいなー
Posted by
V字回復の経営とも企業変革力とも異なると本の中でも触れられているとおり、「有事ではない現代企業の変革論」として、対話を起点としたケア(=利害関係者の持続成長的なコンセンサス形成支援)アプローチにより、なんとかして変革を前に進めていきましょう、と言う本。 よかった、んだけど、結局対...
V字回復の経営とも企業変革力とも異なると本の中でも触れられているとおり、「有事ではない現代企業の変革論」として、対話を起点としたケア(=利害関係者の持続成長的なコンセンサス形成支援)アプローチにより、なんとかして変革を前に進めていきましょう、と言う本。 よかった、んだけど、結局対話しかないという結論は、うーんまあそうだよな〜〜〜というかんじ。
Posted by
2025.12.06 2回目 緩やかに進む構造的無能化により会社は危機を迎える。自分が役員になって改めて向き合う。 これまで立ててきた戦略、やりたいことを再整理し、 問題の二重性(表層的な課題の裏側にある本質的な問題)を多義性を踏まえ捉え直す。なぜ上手く行かないのか? プロのデ...
2025.12.06 2回目 緩やかに進む構造的無能化により会社は危機を迎える。自分が役員になって改めて向き合う。 これまで立ててきた戦略、やりたいことを再整理し、 問題の二重性(表層的な課題の裏側にある本質的な問題)を多義性を踏まえ捉え直す。なぜ上手く行かないのか? プロのデザイナーであることは顧客の課題ジョブを解決できることと等しいのか?プロのデザイナーとは? 何をすべきか?統合的戦略と実行への道筋。道筋は部門長と協議。 浸透させようとするのではなく、その人にとってどのような意味があるのかを伝える。 自分の成功体験の分析、営業とデザイナー、同居する価値の検討。 現状を乗り切りたいだけか?組織を変えたいのか?
Posted by
組織の慢性的な停滞、構造的無能化 →うんうん、分かる分かる 解消法 →……丁寧な対話、だと……それなー…
Posted by
ずっと気になっていた一冊。 「構造的無能化」に陥っている事例の解像度が高過ぎて、ハッとさせられることが多かったです。管理部門の人が読んで「わかるわぁ」と感じる度合で言ったら過去に読んだ本の中でも群を抜いている気がします。 一方で、そこの打ち手については、別の書籍で学んだことが多...
ずっと気になっていた一冊。 「構造的無能化」に陥っている事例の解像度が高過ぎて、ハッとさせられることが多かったです。管理部門の人が読んで「わかるわぁ」と感じる度合で言ったら過去に読んだ本の中でも群を抜いている気がします。 一方で、そこの打ち手については、別の書籍で学んだことが多く記されており、私の場合は「なるほど!」と新しい気づきを得るというより、「あ、ここと繋がってくるのか」と再確認するような感覚で読んでいました。 (それを私が普段の業務で実践できているかどうかはまた別の話) かなり網羅的に語られている分、打ち手についてはこれを読んだ後に「じゃあ何から始めようか」と考え始めてもいいかもしれません。
Posted by
開幕から期待感が高まり、一気に読了。 例示されている状況が秀逸すぎて、「これは私の体験か?」と思うほどリアル。 緩やかに悪化・劣化していく企業の状況が、「構造的無能化」「企業の慢性疾患」として的確に表現され、丁寧に紐解かれていく。 決して難解な内容が語られているわけではなく、「言...
開幕から期待感が高まり、一気に読了。 例示されている状況が秀逸すぎて、「これは私の体験か?」と思うほどリアル。 緩やかに悪化・劣化していく企業の状況が、「構造的無能化」「企業の慢性疾患」として的確に表現され、丁寧に紐解かれていく。 決して難解な内容が語られているわけではなく、「言われてみれば確かに」と思える事例が多い。多少アカデミックな要素はあるものの、非常に読みやすい。 構造的無能化に抗う術についても、漠然と自分が感じていたことが、しっかりと言語化されていて素晴らしかった。 組織の中で「何かがおかしい」と感じている人には、ぜひ読んでほしい一冊。
Posted by
企業変革とは、経営層・ミドル層・メンバー層によらず、組織に集う一人一人が、考え、実行するチカラを回復すること、そして、それぞれがその企業をより良いものにしていけるという実感を持てるようになること。 一方で、変革は未来から求められるが、私たちは今日の仕事の成果を求められる。 この大...
企業変革とは、経営層・ミドル層・メンバー層によらず、組織に集う一人一人が、考え、実行するチカラを回復すること、そして、それぞれがその企業をより良いものにしていけるという実感を持てるようになること。 一方で、変革は未来から求められるが、私たちは今日の仕事の成果を求められる。 この大きなジレンマを乗り越えるには、経営のファシリテーションともいうべき対話的取組みがとても大事。
Posted by
経営学上の対話:他者を通して己を見て応答する、思考の形式。 →人々の社会参加を実現する経営を可能にする 構造的無能化:組織が思考・実行・環境変化への適応能力を喪失すること →事業の効率・分業化が思考の幅と質を制約 →組織内の視点の硬直化をもたらす...
経営学上の対話:他者を通して己を見て応答する、思考の形式。 →人々の社会参加を実現する経営を可能にする 構造的無能化:組織が思考・実行・環境変化への適応能力を喪失すること →事業の効率・分業化が思考の幅と質を制約 →組織内の視点の硬直化をもたらす 問題の二重性:背後に複雑な問題があり、それが表層に様々な形で生み出す →問題解決の表層化:根本的な原因まで掘り下げられず、 対処療法的な対応に留まる
Posted by
