1,800円以上の注文で送料無料

脳は眠りで大進化する 文春新書1454
  • 新品
  • 書籍
  • 新書

脳は眠りで大進化する 文春新書1454

上田泰己(著者)

追加する に追加する

脳は眠りで大進化する 文春新書1454

1,078

獲得ポイント9P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2024/06/20
JAN 9784166614547

脳は眠りで大進化する

¥1,078

商品レビュー

4

6件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/09/16

睡眠を多角的に学べた。花時計のたとえが印象的でした。睡眠の内外の視点や、カルシウムの重要性、他の生物との違いにも触れ、睡眠の本質に迫る内容となっています。睡眠の理解を深めたい。

Posted by ブクログ

2024/09/04

Caイオンが肝 Caが細胞内に流入するとカムカイネースがリン酸化されて眠くなる(脱リン酸でリセット?) ノンレム睡眠がシナップス強化、レム睡眠はシナップス刈り込みに最適 ウェアラブルデバイス アクセルスターズ社 ACCEL

Posted by ブクログ

2024/08/24

東京大学医学部卒の先生が書かれた本。さぞ難しいことが書かれていると思いきや、いざ読んでみると興味深く読み進めることができる。ところどころ専門性の高い記載もあるが、そこはさらり読みすすめる。また、随所に絵画に関する挿話があったりして著者の専門分野以外の知的レベルの高さが伺える。 結...

東京大学医学部卒の先生が書かれた本。さぞ難しいことが書かれていると思いきや、いざ読んでみると興味深く読み進めることができる。ところどころ専門性の高い記載もあるが、そこはさらり読みすすめる。また、随所に絵画に関する挿話があったりして著者の専門分野以外の知的レベルの高さが伺える。 結局、睡眠とは「人間の成長、特に脳の神経細胞の成長に必要不可欠な、極めて大切な時間である」ということにいき着く。自分は今年還暦を迎える初老の読書人であるが、人間の成長ときくともう自分には関係ないと思ってしまうが、「年老いても日々、進化的な成長を続けている。すべての人にとって睡眠は健康のために、何より人間の知的活動のために、極めて重要な時間」との記載に救われる。 この結論を導くために様々な実験結果が紹介されている。いづれも興味深い。 睡眠と体内時計(時間遺伝子)の関係 臓器の透明化 レム睡眠とノンレム睡眠 覚醒物質としてのカルシウム 脳は眠って覚え、起きてわすれる? 脳は眠って覚え、起きて「探す」? 「人間の頭の中では毎晩、脳の回路を構成するシナプスが大きく生まれ変わって脳が大進化しているとすると、これはヒトの知性にきわめて重要な働きをしている可能性があります。ヒトだけがなぜ、長らく続いた野生の状態から、家を作り、社会を作り、集団を作り、安全に眠れるよになったのかを考えていくと、そこにはやはり睡眠中のシナプスの進化が大きな意味を持って作用しているのかもしれない、と私は考えます」 「おわりに」に著者の研究者としての心構えが書かれている。感銘を受けたので抜粋を記載する。 「自分のあたまで考えることが大事であることは言うまでもありません。しかし、研究は独りよがりになってもいけない。そこで文献に当たって、歴史の中に自分の発見したことが位置づけられるように大きな文脈の中で捉え直すこともまた、科学においてとても大事な作業なのです。」

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品