商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2024/06/07 |
| JAN | 9784022519900 |
- 書籍
- 児童書
明日、晴れますように
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明日、晴れますように
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商品レビュー
3.7
41件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前作『七夜物語』の主人公鳴海さよと仄田鷹彦の二人は、冒険のあとそれぞれの人生を送り、大人になった。 そしてさよの息子の絵(かい)と仄田君の娘(りら)は小学4年生、同じ学校のクラスメートである。 りらは、クラスの女子三人組にいじめられている。 父親の仄田くんもそうだったように、頭はいいのに空気を読まない、少し変わったところがあるからだ。 絵はりらがいじめられている事に気付いても、しばらくは何もしなかった。 どうしたらいいのかわからなかったし、そのことについて考えるのも気が重かったからだ。 ふたりが冒険に出るきっかけはそういうことだったのだけど、そこに至るまでの絵の日々、りらの思いなどが丁寧に、薄紙を重ねていくように少しずつ描写されるので、本人たちにも気付けないふたりの戸惑いやもどかしさが、かつて子どもだった大人にもじんわりと伝わってくる。 りらは、お父さんはりらのことをわかろうとする人だと思っている。お母さんはわかるより、安心したい人なのだと思っている。 だから、りらはいじめられていることをお母さんではなく、お父さんに話した。 そして、お父さんは「二人で冒険に行こう」と言った。 思った通り、二人はそこでグリクレルに会い、お父さんは子どもの姿になっていた。 なぜだか絵も子どもの姿に戻ったお母さんと合流することになって、りらと絵は「大切なもの」を探しに出かけることになる。 その中で、二人が気づいたこと。 ”えらい気持ちになると、いろんなことが、見えなくなっちゃう” ”たしかに、自分がえらい、っていう少しいばった気持ちになると、こまかいことをかんさつするより、自分がすごい、っていうことをうれしがることがいそがしくて、それだけでいっぱいいっぱいになる” つまり、自分の自尊心を守るために、他人を貶めたりいじめたりするのではないか、と。 それに対抗するための「大切なもの」とは。 冒険が終わった時、絵は、自分のまわりにいる人たちのことを大切だ、と気づくのだが、しかしそれはずいぶん安易な結末だな、とも思っている。 安易ではダメなのか?とグリクレルに聞いてみたら、いいとかダメとか決めるのも安易じゃないのか?と返ってきた。 深いね。 でもって、その後、絵は「大切なものはね、いっぱいあって、一つだけじゃないっていうことを、見つけた」 そうだね。 自分の中に「大切なもの」がたくさんあるとわかっていれば、相手にも「大切なもの」があると思えれば、人間関係が時にこじれても、自分を大切に思っていられるね。 そして、生きていれば「大切なもの」って変わっていくこともある。 ぬいぐるみが一緒じゃなくても眠れるようになったり、親友が替わったり、離婚したり。 自分の核になる「大切なもの」、自分を成長させる「大切なもの」。 最終章は、りらと絵のその後。 明日は、よく晴れたいい日でありますように。
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七夜物語についてはあまりポジティブな感想だった記憶がないのですが(好みの問題で)、こちらは面白かった。いじめの「いいきみ」の気持ちとか、途中から参加するメイちゃんとその家族のエピソードもいい。小4で第二次性徴期を迎える主人公たちの描写はどうしてこんなに上手いんだろうなあ、と思いま...
七夜物語についてはあまりポジティブな感想だった記憶がないのですが(好みの問題で)、こちらは面白かった。いじめの「いいきみ」の気持ちとか、途中から参加するメイちゃんとその家族のエピソードもいい。小4で第二次性徴期を迎える主人公たちの描写はどうしてこんなに上手いんだろうなあ、と思いました。あと、ちょうど鈴木先生のシジュウカラの本を勧められた当日に読み終わったのもセレンディピティで面白かった
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七夜物語の続編であり完結編。 前回登場した少年少女が子を持つ親となり、今度は支える立場になる。 児童文学のようであり読みやすく出来ており、大人も楽しめる内容になっている。 面白かったです。
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