商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2024/06/20 |
| JAN | 9784087446562 |
- 書籍
- 文庫
塞王の楯(上)
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塞王の楯(上)
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商品レビュー
4.1
78件のお客様レビュー
真に泰平をもたらすのは何物をも防ぐ最強の(盾)によるものか、それとも何物をも貫く最強の(矛)による抑止力か。 主人子である匡介は石垣職人であり、互いの陣営に最強の盾 石垣 を作ることで攻めようにも攻められぬ状況を作り出し、この世に平和をもたらそうとしている。反対にライバルの彦九郎...
真に泰平をもたらすのは何物をも防ぐ最強の(盾)によるものか、それとも何物をも貫く最強の(矛)による抑止力か。 主人子である匡介は石垣職人であり、互いの陣営に最強の盾 石垣 を作ることで攻めようにも攻められぬ状況を作り出し、この世に平和をもたらそうとしている。反対にライバルの彦九郎は鉄砲職人であり、最強の矛 火縄銃 を作ることによってその恐ろしさを知った暁に生まれる、互いに牽制し合うという状況を作り出し、平和をもたらそうとしている。これは現代でいう核の抑止力みたいなものだ。果たしてどちらが正しいのかは分からない。どちらにも自分の考え、哲学、信念があって、それをぶつけ合っているが、真の平和を望もうとする姿勢は互いに同じだ。この物語の行く末がどちら側に転ぶのかは分からないが、互いに曲げられない信念があることは間違いない。まるで少年漫画のような熱いライバル関係で、純粋な物語りとしてとても面白く読めた。
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石垣職人からの視点で見る戦国とは? 自分の中で新たな目線でした。 大変興味深い。下巻が楽しみ。 大津城あとにも行ってみようと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
下巻まで読了。 関ヶ原前夜、西軍に囲まれた大津城を舞台に、石垣を組む穴太組と、火砲を産み出す国友衆、ふたつの職能集団のぶつかり合いを描く歴史小説。 関ヶ原周辺を捉えた作品は政治の比重が多くなるイメージがあるけれど、本作は職能集団が主役だからか、まるで往年の少年漫画のような熱いバトルと、理想を追う観念的な葛藤が主題となっていた。それだからか読み口も颯々としていてとても読みやすい。 匡介も彦九郎も高次も、物語を動かす登場人物たちが皆、何らかの負い目を感じながらも理想を追おうとする姿が生き生きと感じられ、青さや甘さも感じさせるけれど爽やかな読後感の小説だった。
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