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塞王の楯(上) の商品レビュー

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23件のお客様レビュー

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2024/09/23

序/石工の都/懸/矛盾の業/湖上の城/泰平揺る 匡介は炎に包まれた一乗谷で家族を喪った その時出会ったのは飛田源斎 城や土地のために石を積む穴太衆の棟梁は 匡介の面倒を見る 戦国の世に積む 城の石垣 彼らの目指すものは……

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2024/09/22

最強の石垣! 最強の鉄砲! 匡介と彦九郎 思いは同じであっても 進む道は真逆であるがうえに戦に巻き込まれてしまう!どっちが勝つのか?

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2024/08/28

以前に城巡りをしていたこともあり、歴史物も好きなので、ワクワクして手に取った一冊。物語は期待通りで、普段読む歴史小説とは少し異なる立場から描かれた戦国時代の戦いの様がとても興味深く描かれていた。ただ、何となく期待を裏切られるような展開はなく、上下巻通して、個人的には少しだけ間延び...

以前に城巡りをしていたこともあり、歴史物も好きなので、ワクワクして手に取った一冊。物語は期待通りで、普段読む歴史小説とは少し異なる立場から描かれた戦国時代の戦いの様がとても興味深く描かれていた。ただ、何となく期待を裏切られるような展開はなく、上下巻通して、個人的には少しだけ間延びした感がなきにしも…という感じでもありました。

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2024/08/27

今村氏の作品を初めて読んだが、スルスルと入ってくる感じが心地よい。 石の声とは、少し突飛な氣もするが、石の目を見分けるのが優秀な職人の証左であるなら、その上を行く人の才の表現としての声かぁ〜とはなっている。 下巻に期待。

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2024/08/26

今村先生の直木賞受賞作として期待値が高かったせいか、少しガッカリな感じ。上巻は穴太衆や穴太積みの説明が多く少し間延び感あり。 下巻の盛り上がりに期待。

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2024/08/25

塞王というのは石垣作りの名人のことなんだね 盾とは、城を守る盾すなわち石垣のこと すごいねえ 実際、数百年後の今も残っている石垣があるんだからきっと塞王と呼ばれる人は実在したんだろうねぇ このお話のおもしろいところは 盾にたいして矛を登場させているところだね どんな攻撃にも負...

塞王というのは石垣作りの名人のことなんだね 盾とは、城を守る盾すなわち石垣のこと すごいねえ 実際、数百年後の今も残っている石垣があるんだからきっと塞王と呼ばれる人は実在したんだろうねぇ このお話のおもしろいところは 盾にたいして矛を登場させているところだね どんな攻撃にも負けない石垣vsどんな守りも打ち砕く鉄砲 最強の武器を持っていれば、誰も恐れて攻撃してこなくなる だから戦さが無くなる という信念は、現代の核保有と同じだと感じた 昔も今もみんな平和を願っているのに 考えかたの違いで、武器は進化し、戦争は無くならない 悲しいことだ

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2024/08/25

京極高次という大名がとっても好きになりました。 人間的な魅力がある人を書ける作者さんなのだなあと思い、安心して読み進めることができました。下巻も楽しみです。

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2024/09/10

まさに現代歴史小説の旗手らしい一冊。 読み応えは充分。 ただ、もうちょっと敵を倒した時、石垣を作った時のやったー感があってもいいかなぁ。 下巻で、元塞王はどうなる?色恋は?京極家は? 気になるよね〜

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2024/08/22

感想は下巻にて✐☡ ✎︎____________ お前が死ねば、家族を知る者はこの世にいなくなる。それでよいのか。それこそ真に死ぬということではないか。家族の誰がお前に共に死んで欲しいと望んでいる(P23) 人が何と言おうが、破られないものが最上。人の命を守るものが醜いはず...

感想は下巻にて✐☡ ✎︎____________ お前が死ねば、家族を知る者はこの世にいなくなる。それでよいのか。それこそ真に死ぬということではないか。家族の誰がお前に共に死んで欲しいと望んでいる(P23) 人が何と言おうが、破られないものが最上。人の命を守るものが醜いはずはないだろう(P65) いい機会だから覚えておけ。完全無欠の石垣なんてものはねえ。何としても家族を、この地を守りたいという人の心が、石垣に魂を吹き込む(P103) 石を知るだけでは半人前。石積みを極めるためには、人の心を知らねばならぬ(P116)

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2024/08/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「盾」である穴太衆と「矛」である国友衆…いずれの立場にもそれぞれの矜持があり、魅力的である。天下分け目の決戦に向けて、下巻がどのように展開していくのが楽しみでもあり、胸騒ぎがするようでもあり…。個人的には京極家の温かい笑顔が守られて欲しい。

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