塞王の楯(上) の商品レビュー
日々の生活でもこんなこと考えなあかんなぁと思いました。どんなに小さな石でもいびつな形の石でも役割がある、適材適所、それがないと強固な楯にはなり得ない。
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評価は下巻にて。 戦乱の世に石積みを職とする飛田屋。数々の城の基礎を築き、戦乱の世に名を馳せる。秀吉により泰平の世が来たかと思えば、間も無く没し天下分け目の関ヶ原が目前に迫ります。 戦国末期の飛田屋の活躍が記され、並行して戦国の動乱が重なりあいます。盾を築き続ける飛田屋と矛で挑む国友衆の世紀の戦いのにおいで上巻終了。下巻への期待がかかる上巻でした。
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戦国時代、朝倉義景の城下 一乗谷で家族を失った匡介は運命の師である飛田源斎と出会う。彼は石垣職人「穴太衆」の一員としてメキメキ頭角を現していく。一方、鉄砲職人「国友衆」の国友彦九郎は火縄銃「鉄砲」で戦争のない平和を目指す。 京極高次など大名だが、職人に対して礼を欠かさず共に石垣を...
戦国時代、朝倉義景の城下 一乗谷で家族を失った匡介は運命の師である飛田源斎と出会う。彼は石垣職人「穴太衆」の一員としてメキメキ頭角を現していく。一方、鉄砲職人「国友衆」の国友彦九郎は火縄銃「鉄砲」で戦争のない平和を目指す。 京極高次など大名だが、職人に対して礼を欠かさず共に石垣を完成させようという人間性は魅力的です。東西の対戦が近づいており、石垣と鉄砲という矛と盾の戦いがどうなるのか。 人間の描きかたというか、その人のバックグラウンドの描き方が上手だなぁと思います。 2025年12月8日読了
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4.1 石垣職人を主人公とした歴史小説で、とても面白い作品。 石垣自体の種類や魅力を伝えつつ、それぞれの登場人物の生い立ちから性格を上手く引き出しており楽しめた。 穴太衆の石垣を見たくなったし、城自体にも興味が膨らんだ。 面白いがどんどん読み進められなかったのでこの点数。
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今村翔吾氏の圧倒的傑作。 城を守る石垣職人と城を落とす鉄砲職人の物語。 テーマは無論「矛盾」 戦国時代を舞台に武将メインではなくその裏側の職人にフォーカスしたこの作品はそれぞれの職人の技巧や組織体制、そして葛藤が圧倒的解像度で描かれている。 その職人たちの視点で展開される実...
今村翔吾氏の圧倒的傑作。 城を守る石垣職人と城を落とす鉄砲職人の物語。 テーマは無論「矛盾」 戦国時代を舞台に武将メインではなくその裏側の職人にフォーカスしたこの作品はそれぞれの職人の技巧や組織体制、そして葛藤が圧倒的解像度で描かれている。 その職人たちの視点で展開される実際の歴史をベースにした戦乱描写も至高。 その時々で色を変える戦況とそれぞれの心情描写に感情移入し常に鳥肌でした。 現代にも通ずる矛と盾を担う者たちの葛藤、それでも譲れない信念をもった男たちの戦の行方をぜひ貴方に見届けてほしい... 今最も語り合いたい本のうちの一冊、是非に。
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『イクサガミ』から来て直木賞受賞作品ということで、読んでみました。 焦点が面白いなと最初は思っていたのですが、他の読者さんも書かれているようにどの登場人物も魅力的で面白いです。下巻からが「さぁ、ここから」という感じがして下巻の読破が楽しみになりました。
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単行本で読んだが、あまりにも登場人物が魅力的なので文庫でも読んでみました。文庫の良いところはあとがきや解説がついているところ。上巻は北方健三との特別対談。下巻も楽しみ。
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戦国末期の城の石垣をつくる石垣職人の男たちと、そこを破る鉄砲鍛冶たちの戦いのはなし。こんな人達がいたのか、こんな技があったのか、という発見と、いろいろな小説でとりあげられている戦国末期を新しい切り口で見せてくれたというところが新しい。登場人物もいい感じで描かれていて感情移入もしや...
戦国末期の城の石垣をつくる石垣職人の男たちと、そこを破る鉄砲鍛冶たちの戦いのはなし。こんな人達がいたのか、こんな技があったのか、という発見と、いろいろな小説でとりあげられている戦国末期を新しい切り口で見せてくれたというところが新しい。登場人物もいい感じで描かれていて感情移入もしやすい。
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初めて時代ものの小説を読んだけど、面白かった! 同じ信念を持ちながらも対立する銃職人と、石垣職人の話っていう設定が良い
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