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古本食堂 新装開店
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古本食堂 新装開店
¥1,760
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商品レビュー
3.8
134件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1作目を読んでから2年近く…いろいろ忘れてたけど、読んでるうちにだんだん思い出してきた。 兄の急死により、神保町にある鷹島古書店を継ぐことになった珊瑚さん。親戚である大学院生の美希喜ちゃんと店を切り盛りしている。神保町の美味しいものも、いろいろ出てくる♪ 売上のテコ入れのために、店の一角にカフェスペースを作ったり、隣のブックカフェで開いた作家を招いたイベントを手伝ったり、珊瑚さんが怪我をした恋人に会いに、突然故郷の北海道に行ってしまったり。わりと、いろいろな事が起きる。 でも、神保町の人たちや親戚のおば様たちに助けられながら日々を過ごしていて、美希喜ちゃんは大変だろうけど、きっと大丈夫と思う。 今回終盤で、珊瑚さんが、恋人にプロポーズする決心を固めて、美希喜ちゃんにビルを譲りたいと言い、美希喜ちゃんは1人では店をやっていけないので、常連客である作家志望の奏人を雇う事になり、鷹島古書店の今後に関する重大事項が出てくる。 私としては、珊瑚さん、美希喜ちゃんのコンビに奏人が加わるのはすごく面白そうなので、できれば珊瑚さんには通い妻を…(笑)いや、珊瑚さんの気持ちも大事だけど、1人で店番をする美希喜ちゃんの事チラとも考えなかったのかな、ってちょっとモヤモヤしてるので…。あと、大学院まで行って、正社員とはいえない仕事に就こうとしている娘を心配する、美希喜ちゃんのお母さんの気持ちもすごくわかる。 本筋にはあまりからまないけど、珊瑚さんの兄、滋郎さんと、恋人だった大我とのエピソードには、胸を打たれた。2人の恋人時代の話はもっと読みたいなあ。 この先、鷹島古書店にはいろいろ大変なことがあるのだろうけど、まだまだこの物語を読んでいたい。人間関係の進展も見たいしね。
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年をとったとき、わたしはどこを、どんな人たちを大事に思うんだろう、、と考えさせられるお話だった。 1作目のときに、ふわっとした印象だった古書店が、経営とか、存続とか現実的な問題を抱えるようになったり、 美希喜ちゃんと距離が近くなったからこその関係性の難しさだったり、 色々変化の...
年をとったとき、わたしはどこを、どんな人たちを大事に思うんだろう、、と考えさせられるお話だった。 1作目のときに、ふわっとした印象だった古書店が、経営とか、存続とか現実的な問題を抱えるようになったり、 美希喜ちゃんと距離が近くなったからこその関係性の難しさだったり、 色々変化の多いお話だった。 自分は変化することが寂しかったり、怖かったりするけど、 最後の珊瑚さんの言葉で、変化していく中でも自分自身で大事なものを選んでいくんだ!と背中を押された感じがした。 そして1作目と変わらずご飯の描写が美味しそうすぎる!! 特になかやの鰻は日本酒あまり飲めないのに日本酒と食べたくなった!! 1作目で読みたかった滋郎さん視点の話もあって良かった。切ないけれど、愛を感じたなあ。 この本で紹介されてて読みたくなった本も2冊くらいあった!お客さんになれた気分で嬉しい^^
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・相変わらずこの本を読むとお腹が空く。勝手に北海道に帰った珊瑚さんの行動はさすがに身勝手すぎないかと思ってしまった。 ・豊前うどん、今度食べに行こう
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