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しつこく わるい食べもの 集英社文庫
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しつこく わるい食べもの 集英社文庫

千早茜(著者)

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しつこく わるい食べもの 集英社文庫

660

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2024/05/21
JAN 9784087446517

しつこく わるい食べもの

¥660

商品レビュー

3.9

10件のお客様レビュー

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2024/08/15

コロナ禍の当時のことを思い出しながら読んだ。 あの頃の外食やおうちご飯事情を記録してくださってありがたいなあと、当時を懐かしく思えることに感謝したい気持ちにもなった。 千早さんのエッセイは淡々としたなかに、溢れる情熱とか食への思いやこだわりが見受けられて、その笑いをとろうとしてい...

コロナ禍の当時のことを思い出しながら読んだ。 あの頃の外食やおうちご飯事情を記録してくださってありがたいなあと、当時を懐かしく思えることに感謝したい気持ちにもなった。 千早さんのエッセイは淡々としたなかに、溢れる情熱とか食への思いやこだわりが見受けられて、その笑いをとろうとしていないひねくれた素直さがとても好きだと思った。冒頭の文章が特に好き。 エッセイの中身としては、前作よりも胃に優しそうな内容が多く、梅干しのくだりでは梅干しが食べたくて仕方ない気持ちになった。

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2024/08/09

千早茜さんの食エッセイ第2弾。今作も作者の偏屈ぶりが炸裂しててとても面白かった!トンカツの脂身がこわい、炊飯器の保温モードを信用してない、パフェが一番エロい…などなど、印象に残る回がたくさん。 今作の1番の特徴はコロナ禍の日々の記録が含まれているところだ。2020年の3月4月ごろ...

千早茜さんの食エッセイ第2弾。今作も作者の偏屈ぶりが炸裂しててとても面白かった!トンカツの脂身がこわい、炊飯器の保温モードを信用してない、パフェが一番エロい…などなど、印象に残る回がたくさん。 今作の1番の特徴はコロナ禍の日々の記録が含まれているところだ。2020年の3月4月ごろ、街から人が消え、買い占めが起きたり外食ができなくなったりしたころを思い出す。あの頃、外食に行けないのが本当に辛かったことを、自分もすでに忘れかけていたことにも驚いた。「慣れは怖い」と、千早さんがエッセイの中でもおっしゃっていた通りだと思う。 シリーズ第3弾も絶対に読もうと思った!

Posted by ブクログ

2024/08/07

自分が食への関心の高い人間だからこそなのか、人の食に関するこだわりを聞くのが好きだ。偏狭で、尖ってると尚良い。 たまに食への関心が薄い人に自分の食へのこだわりを話すと、「え、そんなに?」と少し引かれる。千早さんのエッセイを読むと、自分は幾分安心するのである。 人生が子育てモード...

自分が食への関心の高い人間だからこそなのか、人の食に関するこだわりを聞くのが好きだ。偏狭で、尖ってると尚良い。 たまに食への関心が薄い人に自分の食へのこだわりを話すと、「え、そんなに?」と少し引かれる。千早さんのエッセイを読むと、自分は幾分安心するのである。 人生が子育てモードに入ったので、なかなか外食に行けなくなった。本を通して食への思いを募らせる時間が、自分が自分でいさせてくれる。 私にとって、日常にある幸せとアイデンティティを再認識させてくれるエッセイシリーズ。

Posted by ブクログ

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