商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2024/05/22 |
JAN | 9784120057854 |
- 書籍
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ミステリー小説集 脱出
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ミステリー小説集 脱出
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商品レビュー
3.1
15件のお客様レビュー
あなたはここから出られるか? 人気作家たちが仕掛けた五つの物語から、脱け出す鍵を見つけ出せ。没入感溢れる新感覚小説集。
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「脱出」というタイトルで勝手に密室からの脱出ミッションのような短編が入っているのかと思っていたけど、密室に限らず、でした。 同じ一文の書き出しから始まる系もそうだけど、同じテーマでも個々でそれぞれの色がありおもしろい。表紙にミステリー小説集とあるけど、これはミステリー小説集なの…...
「脱出」というタイトルで勝手に密室からの脱出ミッションのような短編が入っているのかと思っていたけど、密室に限らず、でした。 同じ一文の書き出しから始まる系もそうだけど、同じテーマでも個々でそれぞれの色がありおもしろい。表紙にミステリー小説集とあるけど、これはミステリー小説集なの…?という気持ちはありますw 個人的には一番最初の「屋上からの脱出」がイメージしていた内容に近く一番読みやすかった。 阿津川辰海「屋上からの脱出」 天文部の合宿で、学校の屋上に閉じ込められ……? 井上真偽「サマリア人の血潮」 目を覚ますと、見知らぬ研究所で記憶を失っていた。 空木春宵「罪喰の巫女」 人を喰う巫女が棲むという神社を訪れた女の目的は? 織守きょうや「名とりの森」 その森に入るものは、「主」に名前を奪われる。 斜線堂有紀「鳥の密室」 魔女狩りが横行する町で囚われた女の秘密とは――
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【収録作品】 「屋上からの脱出」 阿津川 辰海 「名とりの森」 織守 きょうや 「鳥の密室」 斜線堂 有紀 「罪喰の巫女」 空木 春宵 「サマリア人の血潮」 井上 真偽 「屋上からの脱出」中学の天文部仲間の結婚披露宴。招かれた一ノ瀬は、十年前の合宿のときに、ここにいる6人が屋上に閉じ込められた事件を思い出す。 「名とりの森」小学生のタネチンは友だちのノキに名とりの森に誘われる。そこは立ち入り禁止で、夏至から十日の間に入ると、帰ってこられなくなるという言い伝えのある場所だった。 「鳥の密室」魔女狩りの狂気。監禁されていた「魔女」が塔から消え失せる。 「罪喰の巫女」罪人の罪を喰らうという巫女の噂。ミステリというよりホラー。 「サマリア人の血潮」研究所内での逃走劇。何が起きているのかがなかなかわからない仕掛けになっている。
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