商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2024/05/21 |
| JAN | 9784087446463 |
- 書籍
- 文庫
水たまりで息をする
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水たまりで息をする
¥594
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商品レビュー
3.6
200件のお客様レビュー
解説を読んで、人はどんな状態であっても生き延びてしまうことの残酷さ、結局は持ち堪えてしまうことを痛感してしまう 高瀬隼子さんの作品は後味悪いって分かっててもどうしても手に取って読んでしまうのくやしい〜
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主人公(妻)に感情移入はあまりできなかった。 いろいろなことを経験して持ちこたえられてしまう力をつけた、妻の心の物語なのかな。 持ちこたえられてしまう妻が故に、夫に対してどう向き合っていけばいいのかわからない、試行錯誤している物語なのかなと感じた。 私はきっと持ちこたえられない側...
主人公(妻)に感情移入はあまりできなかった。 いろいろなことを経験して持ちこたえられてしまう力をつけた、妻の心の物語なのかな。 持ちこたえられてしまう妻が故に、夫に対してどう向き合っていけばいいのかわからない、試行錯誤している物語なのかなと感じた。 私はきっと持ちこたえられない側の人間なので、感情移入ができなかったんだと思う。 持ちこたえられるようになった妻にも、東京での暮らしであったり、周りからの社会的圧力であったり、いろいろなものを経験したが故のものではあると思うが。。
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序盤と終盤で不可解さや違和感の対象が移ろっていく、心に残る作品だった。 序盤は、突如お風呂に入れなくなった夫の言動が分かりかねず、かつ最後までその背景や心理的描写がないまま、読者は疑問を抱きながら読み進める事になる。 しかし中盤から終盤にかけて、次第に主人公である妻へと疑問の...
序盤と終盤で不可解さや違和感の対象が移ろっていく、心に残る作品だった。 序盤は、突如お風呂に入れなくなった夫の言動が分かりかねず、かつ最後までその背景や心理的描写がないまま、読者は疑問を抱きながら読み進める事になる。 しかし中盤から終盤にかけて、次第に主人公である妻へと疑問の対象が移ろっていく。義母に嫌悪感を示し、夫を頑なに病院に連れて行こうとしない。というより、病院に連れていくという発想が浮かんでいない。 妻が最後まで拘り続けているのは、「普通」の生活を送るということ。程々で普通からの逸脱を逃れるためなら、何だってやってしまいそうな危うさを所々から感じ取ることになる。 私は個人的に、軽度の愛着障害やアダルトチルドレンの特徴を抱えながら、さほど問題なくこれまで人生をサバイブしてしまったパートナー達の物語と読み取った。 明らかに過干渉な夫の母親(義母)や、家事や介護の苦労を涙ながらに訴える妻に「そんなの何でもない」と平然と切り捨てる立派な社会的地位を持った夫、彼らを両親として見続けた主人公。 自身の感情や価値基準を持つことを許されない子ども時代を過ごした夫婦らが、これまで特に問題なく「生き延びてしまった残酷さ」(巻末の解説から)が描かれているのだと思った。
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