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ルール?本 創造的に生きるためのデザイン
2,640円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | フィルムアート社 |
発売年月日 | 2024/05/18 |
JAN | 9784845921447 |
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ルール?本
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ルール?本
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ルールがあることで、多くの人が安心して、自由に生きることが可能となっている。 ルールは問題から生まれ、ひとつのルールを実行することが他人の利益や欲望と矛盾したり、さらに別の問題が表れてしまったりする。だから、ルールを事項することで刻々と変化する状況を常に観測しながらアップデートすることを前提とする必要がある。 ルールリテラシーとは「ルールの理解度を上げようと自ら勉強したり、教育や啓蒙の重要性を説いたりするアプローチ」を指す。一方、ルールコンピテンシーとは「ルールについて対話し、意見を言うなど行動し、参加・関与していくという主体性や行動特性」を指す。このうち、ルールを自分事としてとらえる視点や、ルールの受け手でなく作り手となって参加し、過程を楽しむという後者の能力が私たちには欠けている。 宇野重規「異なるルールによって運営されるコミュニティが多数存在することを前提に、どのコミュニティのルールが居心地よいかを考え、移動を繰り返しているのが、現在の私たちである。その意味で、ルールは「与えられる」ものから「作る」ものへ変わった後の今、「選ぶ」対象になりつつある」 「行動を誘導する」ナッジは「ルールを考える」ということにはそぐわない。また、絶対的なルールを決めてくれる人がいれば、それを守る人たちは「考える」というコストを支払わずに振舞える。よって、ルールを設定しないという野生の状態は、一見自由に見えても、ある意味すべてを民事で解決しようとすることで、必然的に個々人にコストがかかることを要求している。
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ルールは道具でうまく使うことで自由になれる可能性がある。元は「ルール?展」という展示会をまとめた本なのだが、面白いのは「ルール?展のルール」という覚書の部分。ルールの良し悪しは創作する側と運用する側の成熟度によるのだと思った。特に運用。ルール自体は悪くないが、運用が目的が課題の禁止に偏るとなんと相手も守らせねばと監視に陥る。そういう危うさがあるのだ。ルールがなんのために作られ、誰のためにあるのか。対立する者同士が場に集まる場合、どんな人にどんなふうに価値を提供するのか伝える工夫も大切なんだなと思った。
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ルール展という展覧会があったことを知らなかったけど、写真などでかなり詳しく説明があり、雰囲気が伝わってきた。 今までルールと感じていないこともマジョリティであるが故だという気づきなど、いろいろ考えさせられて興味深かった。
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