商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
| 発売年月日 | 2024/04/17 |
| JAN | 9784492224175 |
- 書籍
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Z世代化する社会
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Z世代化する社会
¥1,760
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商品レビュー
3.9
49件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
PIVOT出演で気になった舟津氏の一冊。 Z世代のSNS、学校、友人関係、消費、仕事観を通して、彼らを「社会構造の写像」と捉える内容。不安回避や安全志向が、教育やビジネスの形まで変えているという指摘はとても興味深い。 一方で、「大人が作った社会構造にZ世代がピュアに反応している」という点は、若者一般に当てはまる現象ではないかという疑問も残った。 むしろ本書の核心は「不安が社会をどう動かしているか」にあるように感じた。 続編『若者恐怖症』に期待。
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読了した本書は、やや内容がまとまっていない印象を受けました。もっとも、「若者論」というテーマ自体が、そういったものなのかもしれません。 28歳でZ世代の自分からすると、賛同しにくい部分も多くありました。特に全体的にZ世代でも学生にフォーカスした内容で、社会人とは少し異なる面もある...
読了した本書は、やや内容がまとまっていない印象を受けました。もっとも、「若者論」というテーマ自体が、そういったものなのかもしれません。 28歳でZ世代の自分からすると、賛同しにくい部分も多くありました。特に全体的にZ世代でも学生にフォーカスした内容で、社会人とは少し異なる面もあると感じます。 「怒られたくない」「怒られ慣れていない」というのは、自分も含めたZ世代の特徴かもしれません。しかし、指導する側が声を荒げず、淡々と改善点を注意すればいいだけであり、本来そこまで難しいことではないはずです。それなのに、なぜ本書が指導をこれほど難しいこととして記述しているのかは、正直なところ疑問でした。 ただ、私の会社でも40代以上の社員は、過剰に若者に気を使っているように見受けられます。まるで腫れ物に触るように怒ることを避け、表面的な優しさで接している様子が度々散見されます。 ダメな点を淡々と伝え、許容できない行為には毅然とした態度で注意する——これは、本来難しい行為ではないはずです。しかし、ミドル層やマネージャー層の人々にとっては、難しいのかもしれません。**本書を読んで、**このような「叱り方」や「怒り方」の変化こそが、現代の企業で起こっている最大のディスコミュニケーションの要因の一つではないかと考えるに至りました。 ちなみに、著者も述べているように、若者は社会の写し鏡にすぎません。 今後、社会がより穏やかで感情的にならず、清潔で平和的な人間ばかりになっていくのはほぼ確実であり、人間は自らをその方向に自己改造していくはずです。現代の若者は、まさにそういった社会的な流れに乗っているにすぎません。このような流れを、まだ社会人の諸先輩方は感覚的に掴めていないような気がしました。
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結論に至るまでのエピソードが長くて若干苦痛だったが最後はスッキリした。 「Z世代は怒った人を見たことがないのではないか」 これは衝撃だった。けどそんな社会には大人がしたのだ。怒りを排除した教育は車の一切通らない道でマナーを学ぶようなもの。若者はとてもむごい教育、残酷なことをされて...
結論に至るまでのエピソードが長くて若干苦痛だったが最後はスッキリした。 「Z世代は怒った人を見たことがないのではないか」 これは衝撃だった。けどそんな社会には大人がしたのだ。怒りを排除した教育は車の一切通らない道でマナーを学ぶようなもの。若者はとてもむごい教育、残酷なことをされているのかもしれない。 理由を探してはいけない、欠落を自覚しよう、統合性を大事に、したたかに余裕をもって。 満点人間思考を捨てる。人は元来頭は悪いし決して完璧じゃない、余裕をもって生きたらいい、ビジョンを持つより一手を打て。その通りだと思いました。 頭が悪いなりに愚直さをもって賢くなる努力をしたい。
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