商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2024/02/29 |
| JAN | 9784104508037 |
- 書籍
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DJヒロヒト
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DJヒロヒト
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商品レビュー
4.5
12件のお客様レビュー
装丁がすばらしい。サンプリングからストーリーを作っていくという高橋源一郎さんの手法はこの作品でもとても有効。とても長い小説ですが、読み続けることが苦痛になったりする部分はない。そして、読み終わりたくなくなる。ストーリーというよりは、その世界の中にいることを楽しむ。ナウシカに会えた...
装丁がすばらしい。サンプリングからストーリーを作っていくという高橋源一郎さんの手法はこの作品でもとても有効。とても長い小説ですが、読み続けることが苦痛になったりする部分はない。そして、読み終わりたくなくなる。ストーリーというよりは、その世界の中にいることを楽しむ。ナウシカに会えた気がした。
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初高橋源一郎だったが、とても面白かった。 昭和という時代を書きたかったということで、昔の膨大な資料を現代の感覚で楽しめるようにリミックスするという試みは成功していると思う。特に武田泰淳のような知識階級、文化人が、中国の田舎の農民を銃殺する場面などはその惨たらしさわリアルに追体験で...
初高橋源一郎だったが、とても面白かった。 昭和という時代を書きたかったということで、昔の膨大な資料を現代の感覚で楽しめるようにリミックスするという試みは成功していると思う。特に武田泰淳のような知識階級、文化人が、中国の田舎の農民を銃殺する場面などはその惨たらしさわリアルに追体験できた。 ただし、「じゃん」という妙な語尾やらTwitter、Spotify、スマホなどの現代の事物やモスラ、ナウシカなどのサブカルチャーを散りばめるやり方は少し気恥ずかしく、むしろ文章の賞味期限を短くしていないか心配もある。 全体的に作家や文学者、科学者のエピソードが多くて、昭和を描くにあたってシーンの選択はこれでいいのかという疑問もある。 ヒロヒトを植物を愛する無垢な知性として設定しながら、次々と起こるのは外国人や社会主義者の虐殺、戦争などの血生臭い出来事ばかりなのが示唆的である。
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話がいったりきたりするが、不思議と読みやすかった。虚構の混ざり方がわかりやすかったからかな。 DJのリミックスって言ってたけど、そんな感じ。 熊楠が好きなので、導入部分は痺れた。(後半の創作部分は、和歌山弁がただの関西弁になってて、詰めが甘いと感じたけど。) 井上靖に対する作者の...
話がいったりきたりするが、不思議と読みやすかった。虚構の混ざり方がわかりやすかったからかな。 DJのリミックスって言ってたけど、そんな感じ。 熊楠が好きなので、導入部分は痺れた。(後半の創作部分は、和歌山弁がただの関西弁になってて、詰めが甘いと感じたけど。) 井上靖に対する作者の思いも混じり気のないものと感じて、胸熱だった。 金子ふみこのパートとナウシカのパートはイマイチ。南洋科学研究所については全く知らなかったので、今度、荒俣宏の「大東亜科学奇譚」を読みたいと思う。 明治から戦中にかけての日本の動きを人物を1人1人掘り下げて浮かび上がらせていて、その手法は面白いと思った。日本の方向を決定していったのは誰なのか。誰がこうしたのか。誰かの思いの積み重ねで歴史ができるということを思い出させた。(ヒロヒトの人となりの解釈も面白い。)今現在だって、誰かの思いで国が動いてる。その「人」を見ることはとても大事なことだと思う。
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