商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2024/04/24 |
JAN | 9784163917726 |
- 書籍
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俺たちの箱根駅伝(上)
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俺たちの箱根駅伝(上)
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商品レビュー
4.5
233件のお客様レビュー
TVでの箱根駅伝は暇つぶしで見ているぐらいだったので、正直、この本も読むまでは期待していなかった。 TV局側と出場校の2つの視点で描かれて行く。そのどちらにも悪役、敵役が登場する。力を持って叩き潰そうとするが、跳ね返すという池井戸ワールド。TV局では真摯にスポーツを報道するスポー...
TVでの箱根駅伝は暇つぶしで見ているぐらいだったので、正直、この本も読むまでは期待していなかった。 TV局側と出場校の2つの視点で描かれて行く。そのどちらにも悪役、敵役が登場する。力を持って叩き潰そうとするが、跳ね返すという池井戸ワールド。TV局では真摯にスポーツを報道するスポーツ局と視聴率の為にバラエティー化しようとする上層部。出場校では新興勢力を叩く旧来勢力。マスコミまで使って非難してくる。 上巻では、何とか打ち勝って一つに纏まるまでが描かれる。さあ、最後の結果が楽しみになってきた。
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面白い‼ 実際の大学名が出てきて、身近に感じる作品でした。 箱根駅伝を目指す大学生。自分の所属大学での出場は叶わなかったけど、学生連合チームとして挑戦する隼斗達の姿に応援したくなります。 下巻が早く読みたい‼
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さすが池井戸潤と言わざるをえない! 箱根駅伝の裏側を、そして学生連合にスポットライトをあてて、こんなにも熱く描くことができるのは池井戸先生くらいではないだろうか。 明誠学院大学の青葉隼斗は、箱根駅伝のシード権を獲得すべく予選会に仲間とともに挑むも、自分の失速も影響してかシード権...
さすが池井戸潤と言わざるをえない! 箱根駅伝の裏側を、そして学生連合にスポットライトをあてて、こんなにも熱く描くことができるのは池井戸先生くらいではないだろうか。 明誠学院大学の青葉隼斗は、箱根駅伝のシード権を獲得すべく予選会に仲間とともに挑むも、自分の失速も影響してかシード権を逃してしまう。 そして監督の諸矢から自らの退任と新監督の就任、そして隼斗の学生連合チームとしての箱根駅伝出場の話を聞かされたのだった。 隼斗は監督が変わることへの戸惑い、チーム内で1人だけ箱根駅伝に出場することへの後ろめたさを抱えながらも、新チームへの意欲を前向きに捉えることに。 しかしいざ新チームの初顔合わせで、監督に就任し諸矢の後続で指揮を執る甲斐はこんなことを言い出した。 『私の目標は ━━━ 本選三位以上だ』 最初はそこにいる誰もが非現実ではないかと考えたものの、次第に甲斐と接するなかでそれが実現不可能な夢ではないと確信することに。しかしメディアや他校の監督たちは、甲斐をはじめとしたチームのことを馬鹿にしたり誹謗中傷をしたり… そして本作の面白いところが、箱根駅伝の裏側が同時並行で描かれているところ。 大日テレビのチーム・プロデューサーの徳重が箱根駅伝の伝統を守るべく、必死に考えて動く姿勢にこの大会の偉大さがひしひしと伝わってくる。 果たして隼斗はチームをひとつにまとめ、 そして己も本選出場をできるのかー。 徳重は伝統の箱根駅伝を死守できるのかー。 下巻も楽しみだ。 諸矢監督名言 p.22 『素晴らしい敗者がいるからこそ、勝者が輝くんだ。そのことを忘れるな。今日は我々が敗者になった。だったら明日、勝者になればいい。負けは勝ちより、人間を成長させてくれる。明日を信じて、胸を張れ。』 p.330 『苦悩を乗り越えた者は、他人に優しくなれる』 甲斐監督名言 p.91 『考える力は、打開する力になる』 p.99 『後悔するより、怒りの方がずっと楽だ。』 p.152 『本気の挑戦にこそ、神が宿る』
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