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焚き火の脳科学 ヒトはなぜ焚き火にハマるのか KUP選書4
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焚き火の脳科学 ヒトはなぜ焚き火にハマるのか KUP選書4

岡本剛(著者)

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焚き火の脳科学 ヒトはなぜ焚き火にハマるのか KUP選書4

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 九州大学出版会
発売年月日 2024/03/03
JAN 9784798503684

焚き火の脳科学

¥1,760

商品レビュー

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2026/02/11
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24. 火起こしは、木の棒を板に乗せ、「きり」の要領で回転させて摩擦熱で種火を付ける「きりもみ式」、凸レンズで太陽光を集中させて火をつける「集光式」、火打ち石と火打ち金を使った「火打ち式」、マグネシウムやフェロセリウム(鉄とセリウムの合金)の棒を擦って火花を散らして着火させる「ファイヤスタータ式」などがある 28. 本物の焚き火は、自然の中で視覚、聴覚、嗅覚、体性感覚(触覚、温熱感覚、痛覚)。刺激する超多感覚エンターテインメントだ 40. 「寝ている時は脳も寝ているので体が動かないのは当たり前だ」と思っている人は多いかもしれないが、じつは脳幹がブレーキを踏んでいるから動かないでいられる 43. 最新の知見では、「健康なヒトの脳だと、90歳になるまで新しい神経細胞が海馬で生まれている」ことがわかっている 102. 焚き火には、気分、リラックス、快適感を上げ、眠気や疲労感を下げる効果があった 104. 焚き火ありでは時間とともに緊張が緩和され落ち着いた状態になっていったのに対し、焚き火なしでは時間とともにストレスが増し、リラックス出来ない状態になっていった 112. 焚き火は単純にリラックスさせるのではなく、脳を活発な状態にする効果があることがわかった 120. 焚き火には思索をうながす効果があるが、思索が深いとあまり他のことは思い出さないのに対し、適度な思索ではあれこれ思い出すということである 120. 焚き火をすると時間とともに炎の大きさが変化し、それが恐怖感に影響し、さらに興奮・緊張に影響した 121. 焚き火をすると周囲の環境音が気にならなくなるほど焚き火に没頭できることが多い 121. 焚き火をすると時間とともに体感温度が変化していく 126. 焚き火をすることで脳波にさまざまな変化をもたらすことがわかったが、特にアルファ波とシータ波の低下は、焚き火が頭を冴えさせたことが要因となった可能性がある 135. 1/fゆらぎは、「波のゆらぎが小さい」、つまり「あまり時間的に変化しない波」は連続的かつ頻繁に生じるのに対し、「波のゆらぎが大きい」、つまり「大きく時間的に変化する波」らまれに生じるということを示している。 体の中で1/fゆらぎは、心拍のゆらぎ(心拍変動)やアルファ波の中にある1つずつの波の変動に見られると言われていて、それが癒しや快適性と関係するという主張 140. 現在の多くの脳科学者は、五感のうち味覚と嗅覚は「化学感覚」として1つにまとめる代わりに、五感に含まれない感覚が多く存在する。 代表的なものは、体性感覚(姿勢や運動に関する感覚、温度覚、痛覚、かゆみなど)、内臓感覚(渇き感、空腹感、窒息感、悪心、満腹感、尿意、便意、内臓痛など)、前庭感覚(回転感、直線運動やバランス感覚など) 141. 人間は多くの場合、複数の感覚を同時に感じている。そして、その状況に応じて優先順位を付けながら同時に処理している 159. 焚き火の効果の根本要因は「薪を燃やす」という化学反応が起こす物理現象にある 169. 網膜には大別して2種類の細胞がある。明るいところでしか働けず、見える範囲は狭いが、色がわかる錐体細胞(500万〜600万個)と、暗いところで活動し、広い範囲が見えるが、色がわからない桿体(かんたい)細胞(1億〜1億2000万個) 169. 色覚は多くのヒトは、3種類の網膜錐体細胞(S、M、L)を持っていることがわかっている。L錐体は紫から濃い赤まで、M錐体は紫から赤に近い橙色まで、S錐体は紫から黄緑までの色に応対する。 3種類の錐体細胞の反応を足したり引いたりすることで、多くの色を識別できるようにしている 185. 美の体験があると内側眼窩前頭皮質の血流が増える 220. 言語に関してヒトの脳だけが持つ特性は、言語を視覚的に記号化でき(エンコード)、それを言葉として理解できること(デコード)。そして、いろいろなコトやモノを表せる(概念化できる)こと。さらにそれらの記号化したものを話せることであろう 221. 私が考えるヒトの脳にしかない特性は、「自分は何者かという疑問が抱けること」だ

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2025/11/03

九大の准教授で、様々な学問分野と趣味の追求をし、本書がデビューという。脳の研究は終わることのない探求であり、コロナ禍での「ひとり時間」が増えたことをきっかけに、焚き火を見ているとなぜ心が癒されるのかに興味を持ち、本書の執筆に至っている。 研究者らしくしっかり機器や検証のための条...

九大の准教授で、様々な学問分野と趣味の追求をし、本書がデビューという。脳の研究は終わることのない探求であり、コロナ禍での「ひとり時間」が増えたことをきっかけに、焚き火を見ているとなぜ心が癒されるのかに興味を持ち、本書の執筆に至っている。 研究者らしくしっかり機器や検証のための条件も整えており、細かな手法やデータをなるべく分かりやすく書いている。それ以上に、研究者としての苦労やエッセイ風の語りが面白い。 「イグ・ノーベル賞的だな」と思っていたら、やはり最後の方でそのことに触れていた。役に立たなさそうで、しかしホントに論理的に実証できれば有益になり得る。イグ・ノーベル賞的な本だった。

Posted by ブクログ

2025/06/05

焚き火についての科学の部分は、最後の解析の部分よりも段取りの部分の方が面白かった。 また、その後の研究者残ってました実態についての話の方がさらに面白かった。 なかなか聞けない話を聞いた気分。 前半の焚き火の脳科学の話は、 小洒落た落語を聞いた気分。 後半の脳科学という学問および...

焚き火についての科学の部分は、最後の解析の部分よりも段取りの部分の方が面白かった。 また、その後の研究者残ってました実態についての話の方がさらに面白かった。 なかなか聞けない話を聞いた気分。 前半の焚き火の脳科学の話は、 小洒落た落語を聞いた気分。 後半の脳科学という学問および脳科学者を巡る話は、落語界隈の裏話や落語家という職業についての裏話を聞いた気分。 クスリと笑える。

Posted by ブクログ

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