商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2024/02/28 |
JAN | 9784041141434 |
- 書籍
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数学の世界史
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数学の世界史
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破綻せずに、現代数学まで世界の歴史をうまく接続させた。締めくくりは圏論だった。 最後まで読み通すのに、なかなかの素養が求められる。数学はもちろん、現代物理の素養も。 P142の通約不可能性の証明が無理数の発見と同等というのは、あらためてすごい発見だなと痛感した。 P173の...
破綻せずに、現代数学まで世界の歴史をうまく接続させた。締めくくりは圏論だった。 最後まで読み通すのに、なかなかの素養が求められる。数学はもちろん、現代物理の素養も。 P142の通約不可能性の証明が無理数の発見と同等というのは、あらためてすごい発見だなと痛感した。 P173の無限を有限で表現する方法(現代ではεδ論法か)は見事。
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数学がどのような流れで今の形になったのか。数式を抑えて、概念の変遷を中心に、わかりやすく丁寧に書かれている。 数学史というわけではないけれど、数学というものを俯瞰的に捉え直すことができて楽しい。 昔、ベルの「数学を作った人々」で人を中心に数学をながめ、吉田洋一と赤攝也による「数学...
数学がどのような流れで今の形になったのか。数式を抑えて、概念の変遷を中心に、わかりやすく丁寧に書かれている。 数学史というわけではないけれど、数学というものを俯瞰的に捉え直すことができて楽しい。 昔、ベルの「数学を作った人々」で人を中心に数学をながめ、吉田洋一と赤攝也による「数学序説」やクーラントとロビンズの「数学とは何か」などで数学の内容をもって数学をながめたのとはまた違う満足感がある。 ただ、終盤19世紀以後が駆け足で過ぎ去ってしまい残念。丁寧に書くとそれだけで分厚い本にならざるを得ないだろうから仕方ないかな。
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