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石狩少女 ちくま文庫
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石狩少女 ちくま文庫

森田たま(著者)

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石狩少女 ちくま文庫

880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2024/01/15
JAN 9784480439314

石狩少女

¥880

商品レビュー

4.1

16件のお客様レビュー

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2025/06/02

入手しづらい状態が続いていたが、界隈では人気の作品とのこと。1940年に発刊された自伝的長編小説の復刊と知り、気になって読んだ。 本読む少女は不良だと思われていた時代。 良妻賢母教育に抗う文学少女、悠紀子のお話。 北海道で生まれ育ち、女学校に通う。色々なもめ事があったり、あらぬ...

入手しづらい状態が続いていたが、界隈では人気の作品とのこと。1940年に発刊された自伝的長編小説の復刊と知り、気になって読んだ。 本読む少女は不良だと思われていた時代。 良妻賢母教育に抗う文学少女、悠紀子のお話。 北海道で生まれ育ち、女学校に通う。色々なもめ事があったり、あらぬ疑いをかけられたり、誤解を招く事が多くて、あまり楽しそうではない青春を送っている。 でも土井先生だけは唯一の救いだった。悠紀子のことを、ここに留まっているべき人物ではないと励ましてくれる。そんな土井先生もやがて学校を出て行き…。 あと、お姉さんもいるが病気になって、体の弱い悠紀子は追い出されるように秋田の親戚の元へ送られる。 とにかく、やるせない気持ちになる小説だった。それでも悠紀子が我が道を貫いていこうと決意する最後のシーンは良かった。

Posted by ブクログ

2025/03/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

明治末の北海道札幌が舞台。育った時代が違うとはいえ、故郷が舞台の小説はそれだけで嬉しいし、聞き慣れた地名が出てくると、札幌に住んでいた頃が懐かしく思えた。文学を愛する女学生・悠紀子にとっては生きづらい世の中。自分らしく生きるのは大変だったと思う。明治時代の価値観に驚くとともに、当時のことを垣間見ることができ勉強になった。

Posted by ブクログ

2024/11/23

強くまっすぐな人間に出会えた作品です。 明治を舞台にしていることから、女性の立ち位置があまり良くありません。 文学を読むことが野蛮とされる。良妻賢母、勉学よりも裁縫や料理。子どもがいて家庭の中心でも、姑や舅によって家から追い出されてしまう嫁などなど.... 私が印象に残っている...

強くまっすぐな人間に出会えた作品です。 明治を舞台にしていることから、女性の立ち位置があまり良くありません。 文学を読むことが野蛮とされる。良妻賢母、勉学よりも裁縫や料理。子どもがいて家庭の中心でも、姑や舅によって家から追い出されてしまう嫁などなど.... 私が印象に残っているシーンは、最初主人公が名前を聞かれるところです。しかし、主人公は答えません。なぜなら答えたくなかったからです。 自分の気持ちに正直で強い。このような自分を強く持てる人間になりたいと思わせてくれました。 また、最後の「私は一生一人でいようと思ったのである。」で締めくくられているのも心に残っています。 最後の言葉は、秋田で過ごして見て、彼女が彼女らしくいたいと思って出た思いなのではないかと考えます。

Posted by ブクログ