商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2024/01/19 |
| JAN | 9784065346952 |
- 書籍
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猿の戴冠式
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猿の戴冠式
¥1,760
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商品レビュー
3.3
35件のお客様レビュー
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これはすごい。すごい作家を見つけてしまった。 全てがきれいに説明されているわけではないから、まったく意味不明な部分もある。でもそこも良い。 こんなクセの強い文体に終始漂う、軽やかさと居た堪れなさと、共感性羞恥心のようなものを感じるのが心地よかった。 変な作品だ。最初は不可解に思たシネノとしふみが一つになったかのような描写に、いつの間にか入り込んでいた。 間違っても、失敗しても、 それでこそ/それでこそ/わたしだ。 勇気がもらえる作品。個人的にはかなり好きだった。
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家庭用安心坑夫以上に不可解な設定ながら、前向きになれる読後感。シネノもしふみも気高い。しふみが自分の身体が内側から自分を励ましていると気付く行進のシーンがとても良かった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
この文体は読むのに気力がいるけれど、でもそれだけに感情が激しく伝わるなと思った。最後の揺らぎのない力強さ、日々言語化されることなく埋もれる奥底の感情、何もかも放り出してしまいたくなる絶望、ぐちゃぐちゃな自分をなんの躊躇いもなく抱き留めてくれる途方もない安堵。それらがこの文体だからこそ、なんだろう、鋭く刺すように身に感じられたみたいな…。 物語の展開としても(わたしがあらすじをあまり読まずに読んでたからもあったろうけど)シネノとしふみの関係性とか途中に現れる太字の意味とか、色々推測しつつも想定を裏切って進んでいって面白かった。視点が語彙が移りゆくところも、読みにくいながらも嫌いじゃなかったな。 あと、しふみの感覚は、大会での1件以来おかしくなってしまったのかもしれないけど理解らない訳じゃなかった。結構ある。自分をだめだと思いながら、もう名前も身体も重たく濁ってしまったと思いながらも、それでも自分の正体不明のなにかに縋ってふてきれないあの感じ。これは自己愛と言ってしまえば簡単なんだろうけど。この著者は、日々感じていながらも言語化されることなく埋もれて見えなくなってる根底の感情を抉り出すのが上手いって感じた。切り取る、とかじゃなく抉りとる。一切の希釈なく。それがいっそ気持ちのいいお話だった。
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