商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2024/01/19 |
JAN | 9784065346952 |
- 書籍
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猿の戴冠式
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猿の戴冠式
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商品レビュー
3.3
26件のお客様レビュー
どこまで類人猿の描写なのか、分かりづらかったので、感情移入しようとか、その思想に共感や気持ちを寄せようと思っても、それが出来なかった。言葉が話せる生き物とコミニケーション出来たらいいなと思う。子供なら話せるような気もする。うちの犬を見てても、身体で話してるのはわかる。子供同士なら...
どこまで類人猿の描写なのか、分かりづらかったので、感情移入しようとか、その思想に共感や気持ちを寄せようと思っても、それが出来なかった。言葉が話せる生き物とコミニケーション出来たらいいなと思う。子供なら話せるような気もする。うちの犬を見てても、身体で話してるのはわかる。子供同士なら話せるのではと感じる 人に褒められて載冠するのではなく、自分で自分に載冠する
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わからないようなわかるような世界の中を通って読了。わかりやすい小説ではないけれど、ふとした破壊欲求や自分はもっとできるのではないかという感覚など、時折どきりとさせられる。 猿人と人間という形をとりながら、次第に境界が曖昧になっていく。不思議な感覚。 私たちは発語や行動など、目...
わからないようなわかるような世界の中を通って読了。わかりやすい小説ではないけれど、ふとした破壊欲求や自分はもっとできるのではないかという感覚など、時折どきりとさせられる。 猿人と人間という形をとりながら、次第に境界が曖昧になっていく。不思議な感覚。 私たちは発語や行動など、目に見えるものだけで相手を評価しがち。でも、現れていない思考やもっと本質的な豊かさを見逃して、相手のことを軽視してしまってはいないだろうか。特に子供や他の種…自分とは違う世界に生きている者たちの方がよほど豊かなのかもしれないというような感想を持った。うっすらとした恐怖。
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正直書かれていることの半分も理解できている気がしない。混乱しながらなんとか読了した感じ。 全体的な印象としては、自意識過剰な人の頭の中の言葉が垂れ流されているような感じで、とにかく饒舌。 ただ、クライマックスの高揚感と現実に引き戻される感じは、とても力強いものがあった。 挫折した...
正直書かれていることの半分も理解できている気がしない。混乱しながらなんとか読了した感じ。 全体的な印象としては、自意識過剰な人の頭の中の言葉が垂れ流されているような感じで、とにかく饒舌。 ただ、クライマックスの高揚感と現実に引き戻される感じは、とても力強いものがあった。 挫折した人、負けた人、抑圧に慣れてしまった人、挑戦を諦めた人の心理描写がかなり鋭く、個人的に刺さるものがあった。著者が心理学専攻というので得心した。
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