1,800円以上の注文で送料無料

量子力学は、本当は量子の話ではない 「奇妙な」解釈からの脱却を探る
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

量子力学は、本当は量子の話ではない 「奇妙な」解釈からの脱却を探る

フィリップ・ボール(著者), 松井信彦(訳者)

追加する に追加する

量子力学は、本当は量子の話ではない 「奇妙な」解釈からの脱却を探る

3,080

獲得ポイント28P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 化学同人
発売年月日 2023/12/15
JAN 9784759820690

量子力学は、本当は量子の話ではない

¥3,080

商品レビュー

2

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/07/10

 参った、ガチだ。  サイエンスライターによる、「量子力学」をめぐる論の紹介というか、かなり著者の主張が入った本「だと思う」のだけど、何言ってるかさっぱり判らん。  量子力学が、それが意味するものが、われわれの目に映るレベルで何を表しているのかが、極めて理解しづらいことは承知し...

 参った、ガチだ。  サイエンスライターによる、「量子力学」をめぐる論の紹介というか、かなり著者の主張が入った本「だと思う」のだけど、何言ってるかさっぱり判らん。  量子力学が、それが意味するものが、われわれの目に映るレベルで何を表しているのかが、極めて理解しづらいことは承知している。そこの「解釈」に色んな派閥があることもしかり。  それについて色々評論をしている。ようだ。  いや、なんつか、基本としてこの人が取り上げているエピソードとか、誰それがどう言ったかってのがまず事実かどうか、判断できない。  言葉の定義や修飾で読む人を翻弄しているようにも見えるし、仮説や立証を、思い付きや憶測という言葉にしていることもどうなのと思ったし。  似非科学だとぶち上げたいのか、科学の深淵に連れて行ってくれようとしているのかも理解できず。  相対性理論については、変の本がいっぱいあったからなあ。  量子力学についてかなりしっかりと理解している人向けなのか。  往復3時間の通勤のともに選んでしまったことを心の底から後悔して、そっとページを閉じた。

Posted by ブクログ

2024/01/28

1.量子力学が何を意味しているかを言える者はいない(これが本書の主張である) 2.量子力学は、本当は量子の話ではない 3.量子物体は波動でも粒子でもない(が、そのようなこともある) 4.量子粒子は一度に二つの状態にはない(が、そのようなこともある) 5.何が「起こる」かは、それに...

1.量子力学が何を意味しているかを言える者はいない(これが本書の主張である) 2.量子力学は、本当は量子の話ではない 3.量子物体は波動でも粒子でもない(が、そのようなこともある) 4.量子粒子は一度に二つの状態にはない(が、そのようなこともある) 5.何が「起こる」かは、それについて何を見いだすかによる 6.量子論の解釈の仕方にもいろいろある(そして、どれもどうも意味をなさない) 7.どのような問いも、答えは「イエス」だ(「ノー」でない限り) 8.すべてを一度に知ることはできない 9.量子物体の性質がその物体だけに収まっている必要はない 10.「不気味な遠隔作用」はない 11.日常世界は量子世界の人間スケールにおける現れである 12.経験するすべてはそれを引き起こしている何かの(部分的な)複製である 13.シュレーディンガーの猫には子がいる 14.量子力学はテクノロジーに活かせる 15.量子コンピューターが「多くの計算を一度に」実行するとは限らない 16.「量子」あなたはほかにいない 17.物事はさらにいっそう「量子的」になりえた(ならば、なぜそうではないのか?) 18.量子力学の基本法則は思ったよりシンプルかもしれない 19.底へはたどり着けるのか?

Posted by ブクログ

関連ワードから探す