商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2023/12/20 |
JAN | 9784152102966 |
- 書籍
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時の睡蓮を摘みに
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時の睡蓮を摘みに
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商品レビュー
2.6
9件のお客様レビュー
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2023年。 昭和初期。東京から父が仕事しているハノイに住むことになった鞠。不器量(男好きがしない)で、色黒で食いしん坊。ハノイの大学で地理を学ぶ。裁縫はできないが、フランス語はいける。連れ去られた恩人。友人、仕事、戦争のせいで失っていく。どこがミステリーなのかよくわからない。途中から作者が書きたいことって?と思いつつ、読み進める。戦争によって狂わされた個人?ハノイの歴史?鞠と前島の悲恋?鞠の父の生きざま?シャム人ボーイ? 否定するつもりはないが、10ページに及ぶ参考文献、こういうのが評価されるのかな? 広げすぎたと思うが、次回作に期待(と言いつつ覚えているか不明)
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- ネタバレ
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主人公の鞠は最後まで、朝ドラヒロインを思わせる爽やかさ。 しかし、「アガサ・クリスティー賞受賞作」というバイアスがかかってるからつい、ミステリ的な以外なひっくり返しや伏線回収を期待してしまったせいもあるか、消化不良の感も。 例えば、前島の姉=鞠の母でひと展開あるかと思ってしまったけど結局最後まではっきりせずもやもや。 植田氏も結局どうなるのかよく分からないし。 読了してなお、もしかして続編(完結編)があるのか?とか思ってしまう(たぶんないと思うけど)。
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植民地、戦中の 人々が感じていたのでは、 ということがリアルに書かれいて 興味深いが、小説としては 主人公が途中で交代して 明かされないままの謎が あったり、今後に期待、という感じ
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