商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2023/12/14 |
| JAN | 9784065343883 |
- 書籍
- 新書
〈私〉を取り戻す哲学
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〈私〉を取り戻す哲学
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商品レビュー
3.7
34件のお客様レビュー
岩内さんの『〈普遍性〉をつくる哲学』に敗北感を味わったこともあり、新書ならさすがにもう少し歩み寄れるだろうと、今度はこちらを手に取ってみました。 帯にあるように、なぜスマホを見続けてしまうのか、と私は日々スマホを長々とスクロールした後に自分が嫌になっております。 なぜスマホを...
岩内さんの『〈普遍性〉をつくる哲学』に敗北感を味わったこともあり、新書ならさすがにもう少し歩み寄れるだろうと、今度はこちらを手に取ってみました。 帯にあるように、なぜスマホを見続けてしまうのか、と私は日々スマホを長々とスクロールした後に自分が嫌になっております。 なぜスマホを見続けてしまうのか、それはタイトルからも想起させるように、自分(つまり、〈私〉)がないからです。 いやいや、待って、私は〈私〉があると思ってるんだけど…。 そんな気持ちで読み進めていくと、どうやらタイトルにある〈私〉は、私がまだたどり着けていない〈私〉かもしれないと思うようになりました。 自分自身、退屈を防ぐためにスマホを使う時と、自分はそれなりにいいことやってるよねという「善の確認」の意味でスマホを使ってる時があるような気がします。 「ついスマホを見ちゃう」には、その2つが入り混じった蟻地獄が潜んでいます。 特に厄介なのが、「善の確認」の方で、つまり、自分をさらけ出して、周囲に自らの行いを確認してもらわないと、この社会に存在していられないような不安がそこにあるのです。 もっと自分を自分で承認してあげる、そして、その自分で他者を承認する、他者から承認してもらう、スマホを介さずにその一連の相互承認ができると、自然とスマホとも適度な距離感で付き合えるのかもしれないなと改めて実感しました。 それが読書会や対話会をやる意味だと感じました。 さて、そんなことをインスタに投稿している自分は、少しは〈私〉を取り戻せているんだろうか?よくわかりません
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個人的には難解で全てを読むことはできなかった。 初学者であることから哲学的に思考に馴染まず、文字を辿っているだけで気付けば理解することを放棄していることに気づき、少し戻って読むことを繰り返してしまった。 筆者の主張がなんなのか、またそもそもここで書かれている哲学の主題は何なのかを...
個人的には難解で全てを読むことはできなかった。 初学者であることから哲学的に思考に馴染まず、文字を辿っているだけで気付けば理解することを放棄していることに気づき、少し戻って読むことを繰り返してしまった。 筆者の主張がなんなのか、またそもそもここで書かれている哲学の主題は何なのかを理解できなかった。 もう少し哲学の学習を深めてから読んだ方がいいのかと思った。
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ゆりちゃんに借りた本 最初の個人の体験から引き込まれる とはいえ前半は哲学の紹介部分で、ある程度哲学用語は知っているとはいえ読むのが辛かった 後半は現在の世界の状況を哲学用語を使いながら解説して行く 個人的に、陰謀論について書かれていた部分で、苦しみは単なる偶然で起こったものもあ...
ゆりちゃんに借りた本 最初の個人の体験から引き込まれる とはいえ前半は哲学の紹介部分で、ある程度哲学用語は知っているとはいえ読むのが辛かった 後半は現在の世界の状況を哲学用語を使いながら解説して行く 個人的に、陰謀論について書かれていた部分で、苦しみは単なる偶然で起こったものもあるのに、苦しみの原因を探ろうとするあまり理性が原因を捏造しているという部分が面白かった
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