商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2023/12/11 |
| JAN | 9784488470098 |
- 書籍
- 文庫
福家警部補の考察
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福家警部補の考察
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商品レビュー
4
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小柄な女性でパッと見は警察官には見えない福家警部補。しかしその推理はキレッキレです。 事件は全てコロンボ方式というか。まず犯人が犯行を犯している様子が描写され、その後に警察である福家警部補がやってきて事件現場を見たり調べたり犯人含めいろんな人に事情聴取していく過程で、容赦なく福家...
小柄な女性でパッと見は警察官には見えない福家警部補。しかしその推理はキレッキレです。 事件は全てコロンボ方式というか。まず犯人が犯行を犯している様子が描写され、その後に警察である福家警部補がやってきて事件現場を見たり調べたり犯人含めいろんな人に事情聴取していく過程で、容赦なく福家警部補が犯人を追い詰めて事件を解決していきます。 ジワジワと追い詰められる犯人の心理をストーリーと共に読者も体験出来ます。
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福家警部補という人物と,その人物像を明確に形作った段階で,本シリーズは完成したといって過言ではない.人間らしさを極力廃したが故に,ここぞと言うときに出る一言が,渦中の人間達はおろか読者自身の心の琴線にストレートに響き,佳き方向に自然と向かう.つまり,本シリーズは感情の起伏を持つと...
福家警部補という人物と,その人物像を明確に形作った段階で,本シリーズは完成したといって過言ではない.人間らしさを極力廃したが故に,ここぞと言うときに出る一言が,渦中の人間達はおろか読者自身の心の琴線にストレートに響き,佳き方向に自然と向かう.つまり,本シリーズは感情の起伏を持つという一点においてのみヒトという知的生命体のレゾンデートルがあるのだ,と高らかに謳う人間賛歌の物語なのだ.
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対決型の倒叙ミステリとして今作も台詞回しなどなど含めて往年の味わいは変わらない。 福家が心なし三枚目の顔よりは毅然とした顔をした場面が多かった気も。 粛々と事件に接するいつもの仕事ぶりに偶然居合わせる場面まであり尚更、事件解決の装置としての色が強い。 自分の好きな物が道具立てと...
対決型の倒叙ミステリとして今作も台詞回しなどなど含めて往年の味わいは変わらない。 福家が心なし三枚目の顔よりは毅然とした顔をした場面が多かった気も。 粛々と事件に接するいつもの仕事ぶりに偶然居合わせる場面まであり尚更、事件解決の装置としての色が強い。 自分の好きな物が道具立てとして使われてるからっていうのもあるけどやっぱりベストは書き下ろしの「安息の場所」かな。 女バーテンダーの犯人役がストイックな感じで好きだし、クズな被害者の想像以上のクズっぷりが結果として犯人役を追い詰めるある種の脱力感が味わい深い。 おまえはそら平気でお酒捨てるよな...そういうところやぞ...。
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