商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2023/11/07 |
| JAN | 9784309420127 |
- 書籍
- 文庫
源氏物語(2)
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源氏物語(2)
¥880
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商品レビュー
4.2
22件のお客様レビュー
紅葉賀~明石。 相変わらず、恋してばかり。左遷?蟄居?にいたる過程もだし、その最中もだし。和歌でやりとりするのは優雅。 紫の上についに手を出してしまう箇所は、結構せきららにそのアウトさが描かれている。
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角田源氏2巻です。「紅葉賀」、「花宴」、「葵」、「賢木」、「花散里」、「須磨」、「明石」の7帖を収録。 藤壺が光君そっくりの子を出産、光君と年配の典侍との逢瀬中に頭中将が突入、有明の君(朧月夜)との出会い、桐壺帝が譲位し朱雀帝即位、新斎院の御禊の儀式で六条御息所と葵の上の「車争...
角田源氏2巻です。「紅葉賀」、「花宴」、「葵」、「賢木」、「花散里」、「須磨」、「明石」の7帖を収録。 藤壺が光君そっくりの子を出産、光君と年配の典侍との逢瀬中に頭中将が突入、有明の君(朧月夜)との出会い、桐壺帝が譲位し朱雀帝即位、新斎院の御禊の儀式で六条御息所と葵の上の「車争い」、葵の上の出産と死、紫の姫君と結婚、桐壺院の死、藤壺出家、尚侍(朧月夜)との密会が発覚、麗景殿女御の妹三の君(花散里)を訪ねる、京を離れ須磨へ、明石へ移り明石の入道の娘と会うようになる、朱雀帝の眼病が悪化し京への帰還を命じられる、入道の娘懐妊、光君帰京。 おもしろいぞ『源氏物語』! ていうかおもしろくなってきた。とくに「明石」がめちゃくちゃおもしろかった。ストーリーとしてうまくできてるし、こんなに笑いの要素もあったのかとちょっと意外な驚きもあり。スルスルと楽しく読めて、やっぱり角田訳が私には合っているようです。 「文庫版あとがき」がまたすごく良い。物語を読んできた者として、「そうそう、そうなの!」とうれしくなります。六条御息所のことなんかもう共感の嵐で涙出た。私も胸を締めつけられた、六条御息所の哀しさ。歌舞伎でも「六条御息所の巻」として上演されるほど、印象深い人物です(この歌舞伎、2025年9月に映画館で見られるそうで、見るか迷い中)。 さぁ、3年ぶりに京へ帰ってきた光君に何が起こるのか。次のお話が楽しみ! 明石の入道がもう、ほんと笑える。あたしこの人好きですわ。頭中将もすっっごくいいヤツで好きです。
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「紅葉賀」から「明石」まで。 内容盛りだくさんの1冊。朧月夜との出逢いの場面が好きです。 角田さんのあとがきの解釈も素敵でした。
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