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源氏物語(2) の商品レビュー

4.2

13件のお客様レビュー

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2024/10/15

男女の関係が手紙で始まるの素敵だなと。 紙にも気を使い字も評価され…昔の人すごいな(語彙力欲しい)。 六条御息所の生き霊の話好き。

Posted byブクログ

2024/08/08

お相手の女性が色々出てくるので、この方はどういう方だったかなと、見返したりして読んでいる。が、今、角川書店のビギナーズクラシックス日本の古典 源氏物語も並行して読んでいるので、これを読み終えて、そちらも明石まで読んで、頭に入れようとしているところです。

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2024/08/06

光の君に瓜二つの皇子がうまれ、葵の上、桐壺院の死、藤壺の出家など、どの帖もとても面白い。 車争いや、葵の上にとりつく物の怪など、六条御息所の悲しさをはじめ、紫の上、花散里、明石の君らの深い悲しみも非常に印象深く語られていて、あっという間に読んでしまいました。 やっぱり角田光代さん...

光の君に瓜二つの皇子がうまれ、葵の上、桐壺院の死、藤壺の出家など、どの帖もとても面白い。 車争いや、葵の上にとりつく物の怪など、六条御息所の悲しさをはじめ、紫の上、花散里、明石の君らの深い悲しみも非常に印象深く語られていて、あっという間に読んでしまいました。 やっぱり角田光代さんの翻訳でも光の君にはもやもやします。

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2024/07/11

二巻になって断然面白くなった。これは紫式部たちがいろんな集まりでの歌会をそのまま劇にしたような気がする

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2024/06/16

 「紅葉賀」から「明石」までを収録。  正妻である葵の上よりも紫の上の元にばかり通う光源氏。藤壺との間に不義の子を成し、六条御息所を等閑にし、朧月夜と逢瀬を重ねる。現代人の感覚からするとあまりに多情で不誠実、一方で“家”に囚われず己が心のままに恋愛できる自由な男にも映る光源氏の姿...

 「紅葉賀」から「明石」までを収録。  正妻である葵の上よりも紫の上の元にばかり通う光源氏。藤壺との間に不義の子を成し、六条御息所を等閑にし、朧月夜と逢瀬を重ねる。現代人の感覚からするとあまりに多情で不誠実、一方で“家”に囚われず己が心のままに恋愛できる自由な男にも映る光源氏の姿が、なんとも滑稽で哀れ。光源氏に通われる嬉しさと、通わぬ彼への恨めしさ・彼に通われぬ己(中には明石の君のような、彼に見初められた身分違いの己)への惨めさに翻弄される女君たちの描写も巧み。マザコンでヤリ◯ンの美男子と振り回される女たちの話、とだけでは言い尽くせぬほどの奥行きある物語として読めるは、作者と訳者のおかげだろう。

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2024/06/05

疾走感ある今に息づく訳文で、物語の醍醐味が味わえる角田源氏。あどけない紫の姫君が成長していく中、藤壺の宮は光源氏との不義の子を出産する。正妻・葵の上も出産し光源氏の気持ちが寄り添うが、六条御息所の生霊で命を落とす。その後光源氏は朧月夜との情事が発覚し、須磨へと退居することになる・...

疾走感ある今に息づく訳文で、物語の醍醐味が味わえる角田源氏。あどけない紫の姫君が成長していく中、藤壺の宮は光源氏との不義の子を出産する。正妻・葵の上も出産し光源氏の気持ちが寄り添うが、六条御息所の生霊で命を落とす。その後光源氏は朧月夜との情事が発覚し、須磨へと退居することになる・・・。「紅葉賀」から「明石」までを収録。 前半は光源氏の素晴らしい姿が目一杯描かれるだけに、後半の涙に暮れる描写が悲しい。作品としては山あり谷ありで飽きないけれど私はやっぱり光源氏苦手だな・・・。あっちにもこっちにも良い顔するわりに、お前がうろうろ落ち着かないから皆不幸になるんだよバカ!と言いたくなる。紫の上なんてショックすぎる展開。こんないきなり女として扱われるの?いきなり近親相姦されるようなもんじゃん・・・。六条御息所は以前読んだときは本当に怖い怨霊のイメージだったけど、こんな本人もコントロールできない形なら可哀想だなと思った。これも元はと言えば源氏・・・()いよいよ須磨から都に戻って、というところで3巻へ。するすると読みやすい訳で素敵。

Posted byブクログ

2024/06/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回は第6帖「花宴」のみ。桜の花の宴が開催され光君は美しい舞を披露する。酒に酔った光君は藤壺に会えないかウロウロするが扉はぴったり閉まる。しかし弘徽殿の扉は開いている。光君が動く!朧月夜(あとで判る)も光君だと思い、夜を共にする。互いに名前を明かさずに扇を取り換えた2人。どうやら弘徽殿女御の妹らしい。今回は光君の行動力が素晴らしい。果敢にチャレンジする(でもストーカー?)。弘徽殿女御の妹ということは、、、(帝の寵愛を受ける)藤壺を憎む弘徽殿女御VS.光君という構図になりかねないのでかなりえぐい状況かな?⑤

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2024/05/04

"紅葉賀"から"明石"まで。 近江に旅行し、三井寺と石山寺に詣でた時に携帯して読む。 子が生まれ、正妻が死去し、保護者たる父帝も崩御、そして藤壺の出家と、源氏を取り巻く環境が大きく変化し、ついに左遷される。 「葵」の帖のなかで紫の上と契...

"紅葉賀"から"明石"まで。 近江に旅行し、三井寺と石山寺に詣でた時に携帯して読む。 子が生まれ、正妻が死去し、保護者たる父帝も崩御、そして藤壺の出家と、源氏を取り巻く環境が大きく変化し、ついに左遷される。 「葵」の帖のなかで紫の上と契る場面を持ってくるのに衝撃。なぜこのタイミング!? また訳者も書いていたが、ちゃんと読むと、六条御息所に対するイメージが変わるな、と。

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2024/04/23

葵の上の死、須磨への退居など物語が大きく動く。田辺聖子の『光源氏ものがたり』を併読すると簡単におさらいできてとても助かる。こうなると田辺聖子の『新源氏物語』も読みたくなってくる。

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2024/02/26

慣れてきたものの… 光くんは自分から様々な女性に手を出してるのに 「何でこんなに悩んでしまうのだろうか」とか 言っててイラッと来た。 当時読んでいた女性たちは「アイドル」として光源氏を読み、登場する女性達に自分を重ねたり、こんな人いるわぁみたいな感じだったのだろうか… それは...

慣れてきたものの… 光くんは自分から様々な女性に手を出してるのに 「何でこんなに悩んでしまうのだろうか」とか 言っててイラッと来た。 当時読んでいた女性たちは「アイドル」として光源氏を読み、登場する女性達に自分を重ねたり、こんな人いるわぁみたいな感じだったのだろうか… それはさておき、出会いや別れ歌や言葉を交わすことの重さ、出会いことの一期一会さを深く感じ合いながら他の人々と接している文化が垣間見えて良かった。 明石のあたり紫の上のことも思いつつ、あっさり他の女性へと手を出す…ちょっと怖い。

Posted byブクログ