商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文研出版 |
発売年月日 | 2023/11/01 |
JAN | 9784580825727 |
- 書籍
- 児童書
アナタノキモチ
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アナタノキモチ
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商品レビュー
3.9
7件のお客様レビュー
二世帯住宅の家族のお話。お話の中心にいるのは祖父母の下の娘の息子、武東ハル。強い自閉スペクトラム症を持つ。5歳の時に母に置いて行かれた。話は同じ年で同居するいとこの野田ひよりと祖父の武東浩之が交互に語り手となり、進む。 ひよりのまじめでまっすぐなところ、祖母の優しく働き者なところ...
二世帯住宅の家族のお話。お話の中心にいるのは祖父母の下の娘の息子、武東ハル。強い自閉スペクトラム症を持つ。5歳の時に母に置いて行かれた。話は同じ年で同居するいとこの野田ひよりと祖父の武東浩之が交互に語り手となり、進む。 ひよりのまじめでまっすぐなところ、祖母の優しく働き者なところ、祖父の昔ながらの男の人の生き方、ハルの生きづらい発想や行動など、共感や考えることが多い本で、読書感想文に向いていると思った。挿絵がいまの子どもに受けそうにないけれど、とてもいい本なので、子どもたちに勧めて、読ませてみたい。また、このお話を読んでどんな感想を持つのか聞いてみたい本だった。 小学校高学年向け。
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伝えないと伝わらないキモチ。伝えずにいたキモチ。伝えられなかったキモチ。間違って伝わってしまったキモチ。本当は伝わっているキモチ。 もどかしくて、あったかくて、切ない。
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こういうテーマの本は、児童書というポジションを取るととたんに道徳本みたいになると感じてきたけど、ハルくん本人のことばから始まり、ひより、おじいちゃんが代わる代わる語るそのキモチは手に取るようにわかるホンモノだった。 人の心は覗くことができないけれど「わからない」から始めることは自...
こういうテーマの本は、児童書というポジションを取るととたんに道徳本みたいになると感じてきたけど、ハルくん本人のことばから始まり、ひより、おじいちゃんが代わる代わる語るそのキモチは手に取るようにわかるホンモノだった。 人の心は覗くことができないけれど「わからない」から始めることは自分を変えると素直にそう思える良書だった。
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