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伊勢物語 古典新訳コレクション 河出文庫
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伊勢物語 古典新訳コレクション 河出文庫

川上弘美(訳者)

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伊勢物語 古典新訳コレクション 河出文庫

880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2023/10/06
JAN 9784309419992

伊勢物語

¥880

商品レビュー

4.1

10件のお客様レビュー

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2025/12/19

フレンドさんの投稿で気になって借りてきた本!めちゃめちゃ読みやすくて、古典へのハードルが下がってとてもありがたや〜! イケイケぶいぶいな男ありな話。 どの時代も人の心ってかわらないのだ〜がすごくてわかるわかる〜と思いながら楽しく読めた! あなたって酷い人…でもやっぱ好き〜とか...

フレンドさんの投稿で気になって借りてきた本!めちゃめちゃ読みやすくて、古典へのハードルが下がってとてもありがたや〜! イケイケぶいぶいな男ありな話。 どの時代も人の心ってかわらないのだ〜がすごくてわかるわかる〜と思いながら楽しく読めた! あなたって酷い人…でもやっぱ好き〜とか、 しばらく会えてないし乗り換えるかぁと思ったら遠くで仕事してた彼氏が帰ってきて、でも夜他の男と約束してるからと突っぱねる→振られてそのまま死ぬ みたいなのあるよね?!流石に死にはしないけど、「死ぬ」とかよく誇張表現で使われてるし! 恋のあれこれもそうだけどアツい友情もあってとてもよかった!!このシリーズかなり気になってて、源氏物語も予約してる!楽しみじゃい! お気に入りの段はこれ!是非読んでみんなもお気に入りの段を見つけるのが趣かも〜! 四十六段:激アツな友情時超えてる!最高!!! 六十五段:魂になって会いにいくの良いよね〜

Posted by ブクログ

2025/12/03

私はお能を嗜んでいるので、お能の曲の出典として伊勢物語には馴染んでいる。 あとがきに訳者の川上さんも書いているけれど、ひとつひとつの話はごく短く、けれど和歌によってお話の世界が広くなる。和歌には世界観を二重、三重にする仕掛けがある。 さらにそこから能の作者は想像を膨らませてたくさ...

私はお能を嗜んでいるので、お能の曲の出典として伊勢物語には馴染んでいる。 あとがきに訳者の川上さんも書いているけれど、ひとつひとつの話はごく短く、けれど和歌によってお話の世界が広くなる。和歌には世界観を二重、三重にする仕掛けがある。 さらにそこから能の作者は想像を膨らませてたくさんの曲を作ってきた。物語そのまま取り入れているときもあるし、背景に手を加えてよりドラマチックにしているものもある。短いお話だけに、よりインスピレーションを刺激されたんだろうな。 たくさんある伊勢物語の翻訳本のなかでも、小説家ならではの和歌の翻訳が、とても効いている本だと思った。

Posted by ブクログ

2025/11/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

漫画「応天の門」にどハマりし、宝塚歌劇団「応天の門」「花の業平」も観に行ったのを期にちゃんと原典読もうと思いました。 ちょうど、川上弘美さんの現代訳出てることだし!と。積んでしまってましたが。。。 古文の授業で、六段「芥川」とかはやってたのですがまとめてしっかり読むのは初めてです。 面白かったです。たしかに、和歌以外の地の文?は状況描写のみ。 川上さんのすらりとした訳も良いなぁと思います。 愛だの恋だのいってる歌ばかりかと思いきや、紀有常との友情の歌もよかったです。 そんな中にあるからなのか、百一段の和歌にしびれました。こんなギリギリな和歌で描く話あったのか。 誰でも彼でもすんなり顔を見られなかったから、モテ要素のひとつが「和歌の巧さ」だった時代はすごい…けれど、現代の「SNS内のやり取りだけで恋に…」は平安時代と似てるのかも?と思いました。

Posted by ブクログ