商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2023/10/13 |
JAN | 9784065334560 |
- 書籍
- 文庫
スモールワールズ
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スモールワールズ
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商品レビュー
4.2
163件のお客様レビュー
2022年本屋大賞第3位 第43回吉川英治文学新人賞 第9回静岡書店大賞 キノベス!2022 第4位 「誰の人生だって激動だよなぁ」というセリフの通り、それぞれの登場人物の小さな人生の一コマが短編になっている。 どの話にもかなり特殊な状況があり、共感はしにくいけど読み物としては...
2022年本屋大賞第3位 第43回吉川英治文学新人賞 第9回静岡書店大賞 キノベス!2022 第4位 「誰の人生だって激動だよなぁ」というセリフの通り、それぞれの登場人物の小さな人生の一コマが短編になっている。 どの話にもかなり特殊な状況があり、共感はしにくいけど読み物としては面白い。 でも実際は特殊なんて自分の基準で判断しているだけだし、実は世の中に特殊な状況はありふれているのかも。 一つも特殊な困難を抱えず過ごせる人生なんてないのかも。 自分もこのスモールワールズに激動の人生の一編として載せるとしたらどこになるかなぁ。
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一穂ミチさんも、いつか絶対に読んでみたい、と思っていた作家さんだった。 第一話「ネオンテトラ」からどんどん惹き込まれる。 自分の読むスピードの遅さがもどかしくて、ついつい先の頁をぱらぱらと捲ってしまうほど。 一方で、登場人物たちの抱える傷はあまりにも深く、胸が苦しくなってしまい...
一穂ミチさんも、いつか絶対に読んでみたい、と思っていた作家さんだった。 第一話「ネオンテトラ」からどんどん惹き込まれる。 自分の読むスピードの遅さがもどかしくて、ついつい先の頁をぱらぱらと捲ってしまうほど。 一方で、登場人物たちの抱える傷はあまりにも深く、胸が苦しくなってしまい、時々休憩を挟まないと読んでいられなかった。 矛盾するようだけれど。 「何も口を挟まれたくない。退屈な教科書の文章みたいに単純な情報として丸飲みし、解釈も深読みも加えないでほしい。自分の人生を物語みたいに味わわれたくない。」 ごめんね、と思う。 私も私の人生を、他人に勝手にあれこれ評されたら嫌だから。 読み終えた今も、まだ自分の中で感想がまとまらない。 (集中しすぎて頭がボーッとしているからか) ひとまず言えることは、これからも一穂さんの作品を読んでいくだろうということだ。
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- ネタバレ
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短編集でとても読みやすかった! 特に、「ピクニック」が、後味悪すぎるけどすごく引き込まれた。 最初と最後の章の繋がりを、レビューを見て気付いた。悔しすぎる〜〜〜!つい読み直した! 満足度高い作品。ハッピーエンドが多かったら個人的に優勝だったなあ〜
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