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スモールワールズ 講談社文庫
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スモールワールズ 講談社文庫

一穂ミチ(著者)

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スモールワールズ 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2023/10/13
JAN 9784065334560

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商品レビュー

4.2

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2025/08/19

密かで、小さな、どこかの世界

物語の構成が面白い!スモールワールズと言うだけあって、それぞれの小さな世界の確かな繋がりというのを感じる作品。それぞれの世界の、苦悩だったり、人間の醜さや生々しい感情だったりをよく描いている。でもそれって綺麗なものではなくて、人間が後ろめたくなるようなことだと思う。そこをそのまま...

物語の構成が面白い!スモールワールズと言うだけあって、それぞれの小さな世界の確かな繋がりというのを感じる作品。それぞれの世界の、苦悩だったり、人間の醜さや生々しい感情だったりをよく描いている。でもそれって綺麗なものではなくて、人間が後ろめたくなるようなことだと思う。そこをそのまま描くがために共感できなかった&理解しにくかったキャラクターもいた、が!!どこかの小さな町で小さく密かに起こっていた事かもしれない、どこかで起こりえているかもしれない、というフィクションと思えていたから私は嫌悪感はなかった。ただ本当に生々しい話やデリケートな話がある。良い様に言うと、それも人間らしさ。それを描く一穂ミチさんの表現力、たとえ、言葉の力、話の構成、オチ、私は大好きでした。

oreoi

2026/09/16

1作1作が重たい作品集でした。  テーマの重さに加えて、描写がリアルで登場人物たちの存在感に現実味があることで、境遇が身につまされて、感想を語る口まで重くなってしまいます。  生きる上での含蓄深い言葉が登場人物によって語られますが、異なるテーマの各作品内で、よくここまでそれぞれ...

1作1作が重たい作品集でした。  テーマの重さに加えて、描写がリアルで登場人物たちの存在感に現実味があることで、境遇が身につまされて、感想を語る口まで重くなってしまいます。  生きる上での含蓄深い言葉が登場人物によって語られますが、異なるテーマの各作品内で、よくここまでそれぞれ具体的に言及できるものだと感じ入ってしまいます。  ストーリー展開でも結末の意外性に驚く作品が多かったです。  人物や事物を次の作品に絡めていくように連関させる手法など、非常に勉強になりました。  熱帯魚の水槽が、金魚すくいの囲いが、人の脳(固定的な考え方)が、行動が、習慣が、慣習が、家族が、友人・知人が、地域、などなどがスモールワールドになっていて、どうにかしたいのにどうにもならなかったり、あったことさえ記憶から消えてしまったりします。  もしかしたら、作品のテーマが読者自身の抱えてきた問題そのものだったりすると、読むのがかなり辛い作品もあるかもしれません。  でも、過去の経験がフラッシュバックするような作品でも、読んでいて気持ちがえぐられるように感じても、ぜひ最後まで読み通して欲しいと思います。  そうすれば、人に言えない悩みで悩んでいるのは自分だけではないことに気づいて、前向きな気持ちを取り戻すことができるかもしれません。  しょせん一人ひとりは、ひとつのスモールワールドかもしれませんが、なんらかのきっかけで気づきと再生が始まるかもしれません。  わたしには、作者はそんなことを伝えたいのではないかと思えるです。愛をもって。

Posted by ブクログ

2026/09/14

ネオンテトラ:私も笙一好き。もっと笙一のこと知りたい。(と思ったら「式日」に出てきた) 魔王の帰還:若干の予定調和感あり。 ピクニック:怖いっちゃ怖いが、ホラーではないよね、ファンタジーなのでは。 花うた:短編じゃ足りないー。 愛を適量:一番よかった。 掌編も良かった。 ありがと...

ネオンテトラ:私も笙一好き。もっと笙一のこと知りたい。(と思ったら「式日」に出てきた) 魔王の帰還:若干の予定調和感あり。 ピクニック:怖いっちゃ怖いが、ホラーではないよね、ファンタジーなのでは。 花うた:短編じゃ足りないー。 愛を適量:一番よかった。 掌編も良かった。 ありがとう一穂さん。 心に残ったフレーズ「理由とか原因を他人に紐づけてると人生がどんどん不自由になる」

Posted by ブクログ

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