スモールワールズ の商品レビュー
密かで、小さな、どこかの世界
物語の構成が面白い!スモールワールズと言うだけあって、それぞれの小さな世界の確かな繋がりというのを感じる作品。それぞれの世界の、苦悩だったり、人間の醜さや生々しい感情だったりをよく描いている。でもそれって綺麗なものではなくて、人間が後ろめたくなるようなことだと思う。そこをそのまま...
物語の構成が面白い!スモールワールズと言うだけあって、それぞれの小さな世界の確かな繋がりというのを感じる作品。それぞれの世界の、苦悩だったり、人間の醜さや生々しい感情だったりをよく描いている。でもそれって綺麗なものではなくて、人間が後ろめたくなるようなことだと思う。そこをそのまま描くがために共感できなかった&理解しにくかったキャラクターもいた、が!!どこかの小さな町で小さく密かに起こっていた事かもしれない、どこかで起こりえているかもしれない、というフィクションと思えていたから私は嫌悪感はなかった。ただ本当に生々しい話やデリケートな話がある。良い様に言うと、それも人間らしさ。それを描く一穂ミチさんの表現力、たとえ、言葉の力、話の構成、オチ、私は大好きでした。
oreoi
まったく異なる7つの人生を垣間見れておもしろかった! どれも重いテーマではあったけど、ずーんと沈み込んでしまうだけではなく、その中でどう人生を生き抜いていこうとしているのかを見ることができた。
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夫婦、親子、姉弟、先輩後輩などの登場人物で短編7編。生きずらさや優しさ、トラウマやゾワッときた話もあってサクサク読めた。“魔王の帰還“が一番好きでした。
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勝手に心の温まる短編が収録されているんだろうなと手に取って読んだ。 全然そんなことはなく、心温まるものもあればヒヤッとするようなものもあり、意表を突かれながら楽しめた。 『魔王の帰還』を読んで泣きそうになり、『愛を適量』では、「理由とか原因を他人に紐づけてると人生がどんどん不自由...
勝手に心の温まる短編が収録されているんだろうなと手に取って読んだ。 全然そんなことはなく、心温まるものもあればヒヤッとするようなものもあり、意表を突かれながら楽しめた。 『魔王の帰還』を読んで泣きそうになり、『愛を適量』では、「理由とか原因を他人に紐づけてると人生がどんどん不自由になる」というのが染みた。
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敢えて一日で読み切らず、一日一編読むようにしました。毎日が小さな世界の旅でした。それぞれで描かれている世界(人生)では話の幕が降りたら世界が閉じるような感覚でした。
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静かに淡々と物語が進む。 あぁそうなのかと思うようなラストなのだが、じんわり来る。 大きな括りの中では一つ一つ際立つ事ってなかなかないけれど、生きている、生きていくって、一つとして同じパターンはなくて、その一つ一つが、この短編のように描かれるもの。 とりとめもなく、そんな読後感想...
静かに淡々と物語が進む。 あぁそうなのかと思うようなラストなのだが、じんわり来る。 大きな括りの中では一つ一つ際立つ事ってなかなかないけれど、生きている、生きていくって、一つとして同じパターンはなくて、その一つ一つが、この短編のように描かれるもの。 とりとめもなく、そんな読後感想を持った。
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どのお話も雰囲気が違って面白かった。 登場人物の心情や情景が丁寧に描かれてるものもあれば、敢えて描かれていないお話もあって… それもまた良かった。 街ゆく人達にもきっとそれぞれに様々な人生がある。素敵なあの人にも、なんか嫌いなあいつにも… そんな人々の小さな世界を覗いた気分になれ...
どのお話も雰囲気が違って面白かった。 登場人物の心情や情景が丁寧に描かれてるものもあれば、敢えて描かれていないお話もあって… それもまた良かった。 街ゆく人達にもきっとそれぞれに様々な人生がある。素敵なあの人にも、なんか嫌いなあいつにも… そんな人々の小さな世界を覗いた気分になれた。
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心を抉ってくる話もあれば沁みる話もあったりとバリエーションにとんだ物語たちでした。どの話も引き込まれて好きでした。
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短編小説7篇の作品 1小説で7つの人生を体験でき、内容も濃いので面白かったです。すごい読みやすいし。 個人の感想ですが、心理描写?が絶妙にわかりにくいのかな、最後まで読んだらわかるけど途中では全くわからない。 最後に答えがわかる感じがこの短い文章の中で表現されているのがすごいなと...
短編小説7篇の作品 1小説で7つの人生を体験でき、内容も濃いので面白かったです。すごい読みやすいし。 個人の感想ですが、心理描写?が絶妙にわかりにくいのかな、最後まで読んだらわかるけど途中では全くわからない。 最後に答えがわかる感じがこの短い文章の中で表現されているのがすごいなと思いました。 全く違う人生なのに共感もできるし。 洗練されたものは短くまとめられる、それを体現したような作品でした。 今度は長編作品を読んでみたい
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あまりにも良すぎて...予想もつかない7つの小さな世界。どれもが面白かった。 ・ネオンテトラ ・魔王の帰還 ・ピクニック ・式日 この4つは話の中に、他の短編の登場人物が出てきた気がした。魔王の帰還でボロッボロ泣いてしまった。
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