商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2023/08/28 |
JAN | 9784163917436 |
- 書籍
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家で死ぬということ
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家で死ぬということ
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商品レビュー
4.6
19件のお客様レビュー
私の父は末期がんで要介護3。筆者の父は要支援2。介護認定がちがうとこんなに苦労するのかといたたまれなかった。介護サービスは思う存分受けさせてほしい。行政は無駄な訪問看護には踏み込めないのに偏りすぎてる。ケアマネが探してくれた訪問医療の医師が素晴らしい。訪問医療を受けていたら救急車...
私の父は末期がんで要介護3。筆者の父は要支援2。介護認定がちがうとこんなに苦労するのかといたたまれなかった。介護サービスは思う存分受けさせてほしい。行政は無駄な訪問看護には踏み込めないのに偏りすぎてる。ケアマネが探してくれた訪問医療の医師が素晴らしい。訪問医療を受けていたら救急車を呼ぶなとか医療業界の勝手なルールは患者置き去りで怒りを覚える。
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身につまされて一気に読んだ。こんなに克明に読みやすく書かれた親の介護(最期)の本は読んだことがなかったので、とても勉強になった。 自分の思い通り、娘に見守られながら自宅で最後を迎えられたお父様はお幸せだったと思う。 それとは反対に、完全に矛盾しているのだが、両親が施設に入っていて...
身につまされて一気に読んだ。こんなに克明に読みやすく書かれた親の介護(最期)の本は読んだことがなかったので、とても勉強になった。 自分の思い通り、娘に見守られながら自宅で最後を迎えられたお父様はお幸せだったと思う。 それとは反対に、完全に矛盾しているのだが、両親が施設に入っていて、思っていたより制約があり(コロナのせいでもある)かわいそう、申し訳ないといつも思っているのだが、それはそれでまあ良かったのではないかとなんとなく思えた。 子供がいる場合は、助けが必要になった時、その親の暮らしはその子供による、と周囲を見ていても思う。 何歳まで生きるのか、どんな病気で死ぬのか、突然に死ぬのか、わからないことが多い。心構え、準備といっても限界がある。その時その時対処していくしかない。
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もし親の看取りについて考えている方がいたら、ぜひこの本を読んでみてほしい。 住み慣れた家で最期を迎えることを、理想の死の形として扱われることが多いけれど、 映画や小説の様にそんなに上手くいくものではないだろう。 それなりの財産があり、訪問介護や在宅医療の専門医の豊富な都市部に住み...
もし親の看取りについて考えている方がいたら、ぜひこの本を読んでみてほしい。 住み慣れた家で最期を迎えることを、理想の死の形として扱われることが多いけれど、 映画や小説の様にそんなに上手くいくものではないだろう。 それなりの財産があり、訪問介護や在宅医療の専門医の豊富な都市部に住み、付き添える家族が身近にいる。 もしそれだけの好条件が揃ったとしても、痛みや苦しさに襲われている大切な人を24時間見守り続けなくてはならない恐怖は相当のものだ。 政府のうたう在宅医療の理想とはかけ離れた現実を前に、ジャーナリストである作者は途方に暮れてしまう。 冷静に現在の介護制度の盲点を指摘しつつも大切な父との別れの悲しみも胸を打つ。 天国に召されたお父様は、こんな娘さんを持って幸せな人生だったろうなと思うのでした。
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