家で死ぬということ の商品レビュー
その時にならないとわからないこと、元気な時はつい目を向けないでやり過ごしてしまうことなどがその場を経験してきた著者の言葉で色々わかりました 読んでおくと参考になります
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生きることの終わりは、どうなるのか、どうしたいのか、の現実を 冷静に、でも感情的に書いた著書でした。 著者石川さんだから、書けた内容だと思います。 堀川さんの「透析を止めた日」から、知りました。
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「長年暮らした家で死ねたらいいな」「ピンピンコロリ」は誰しも願う事ではあるが、そうした願望とは裏腹に在宅介護の難しさが随所に書かれていた。 当事者と家族との意思の違いによる治療決定の困難さ、介護保険の認定結果と実際の容体とのズレ、無償のケアテイカーとしての負担など、問題が山積みだ...
「長年暮らした家で死ねたらいいな」「ピンピンコロリ」は誰しも願う事ではあるが、そうした願望とは裏腹に在宅介護の難しさが随所に書かれていた。 当事者と家族との意思の違いによる治療決定の困難さ、介護保険の認定結果と実際の容体とのズレ、無償のケアテイカーとしての負担など、問題が山積みだと感じた。 こうした問題は他人事ではなく、特にこれからの時代においては誰の身にも降りかかることであるので、在宅介護の一実体験として本書を読めて良かった。
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在宅介護のリアル。 私の立場からは見えていなかった部分。 求められるのは、こういう生活レベルの知識かもしれない。
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介護に直面し、よくわからない中で手探り状態…。そんな時に読むのにまさにぴったりの内容! ジャーナリストだから、具体的なありのままを、世の中の課題や現実に照らし合わせ、時には視野を広げて書いてくれている。 陰洗やお風呂のこと、駐車場のこと、ヘルパーさんのこと、余った介護用品のお裾分...
介護に直面し、よくわからない中で手探り状態…。そんな時に読むのにまさにぴったりの内容! ジャーナリストだから、具体的なありのままを、世の中の課題や現実に照らし合わせ、時には視野を広げて書いてくれている。 陰洗やお風呂のこと、駐車場のこと、ヘルパーさんのこと、余った介護用品のお裾分けの話、エンゼルケアのことなど、みんなが直面してるけど、あんまり表には出てこない話も多くて、それらもとてもいい内容。医師が書いた在宅看取りの話もいいけど、こういう具体的な生活の話がもっと世の中に出回ってもいいと思う。
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衝撃を受けた。父娘という関係でのエッセイ。キレイごとなし真実のみが描かれていた。ピンピンコロリは多分難しい。共感できることが多すぎて最期の文章では涙が止まらなかった。
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ライターの石川結貴氏による独居の父親の看取りの過程を描くドキュメンタリー。介護拒否、病院拒否、自立心旺盛、そんな父親を遠方の娘がイライラ・ハラハラしながら面倒を見る様子が綴られます。 ・・・ 作品を語るにおいて、なんというか、内容の良しあしを言うのではなく、石川(筆者)家はこういう家なのだなあ、とそのまま受け止めるべき、と感じました。 高齢者を自宅で看取ったという事例としては非常に貴重であると思います。 まず、石川家のおじいちゃん、非常に独立心旺盛です。88歳にして近くの畑で農作業をしたり、毎日公営温泉に行って地域の人とおしゃべりをしたり。 で、このおじいちゃん、かなり頑固みたいです。 病院が嫌い。専門的な医者ではなく、(多少腕がなくても、否、あるいみヤブでも)地域の医者が良い。介護士が家に上がるのは嫌。心配されるのが嫌。 っていうか、自分と似ている!? 中高年以上の男性は大体こんなんな感じもします…。 ・・・ こうしたおじいちゃんを取り巻く環境は、ややネガティブな模様。 例えばセールス。銀行員がいい顔をして寄ってくる。卒寿に手が届きそうなじいさんに外貨建て保険を売るとかを平気でする。筆者は何とかクーリングオフまで持って行ったものの、阿漕な証券会社でもなかなかそこまではしませんよ。 また公営温泉でも、一度転んで救急車で運ばれたおじいちゃんがまた温泉に来ることに、運営者側はいい顔はしない。独居老人?家族は遠方に居るの?何かあったらどうするの?ってこうなりますよね。 さらに介護保険。おじいちゃんが「俺は大丈夫だ、自分でできる!」と独立心をがなり立てて、介護認定が取り消される。 結局、娘さん(筆者)が仕事をセーブしつつ、実家にちょこちょこ顔を出すことで折り合いをつけた模様ですが、その負担たるや想像に難くありません。 増してやフリーランスという立場上、仕事をしないということは収入がないということですから、本人の不安は大きかったはずです。 ちなみにこの石川さんはシングルマザーとのことで、連れ合いは頼れず、ご兄弟も難病のお兄さんが一人とのこと。大変に厳しい状況であったと思います。 最終的におじいさんは、自宅にて腎不全でおだやかに亡くなります。 娘さんは死に化粧から何から一通りを介護士らと共に行ったとのことでした。 ・・・ ということで、自宅で看取りを終えた石川氏のドキュメンタリーでした。 突然死ではなく、計画的に自宅で亡くなるというのが実は結構大変であることが良く分かりました。障壁がなんのかのとあるのです。 先の短い老父母のやりたいようにさせるか、介護する世代の都合にあわせるのか、或いは折衷させるのか、ご家庭によってケースバイケースでしょうが、本作では老父にあわせた形です。 親御さんやその他お世話する老年の親族がいらっしゃる場合は参考になる本だと思います。
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昔は家で死ぬのが当たり前だった(と思う)けど、今は家で死ぬのが大変なことがわかった。 介護やケアの問題はもちろんだが、終末期から臨終までの話があまりにも知られていないと思った。「枯れるように静かに逝った」という話をよく聞くが、そんな話ではなかった。特に死に際、本人は壮絶に苦しむ。その様子を家族は見ていられないと書かれていた。ここで救急車を呼ぶと病院で看取ることになる。救急車を呼ばずに耐えられるか。耐えたとしてトラウマにならないか。 亡くなった後も大変だ。死体を運び出す問題がある。例えばマンションだった場合はエレベータを使えるのか(充分な広さがあるか、苦情がこないか)。一軒家でも同様の問題がおきる。搬送車をとめてストレッチャーを出し入れできる場所が必要になる。近隣の駐車場に停めて公道を歩いて運ぶ場合は通行人への気遣いが必要になる。
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題名の通り ジャーナリストの著者が 仕事を持ちながらの遠距離介護、看護のリアルな三年間を自分自身の経験を元に書いた作品である。 「親を看取ると言うこと」 「家で死ぬと言うこと 」 綺麗事では済まない三年間だった。 親も子も予想外の事柄に振り回される三年間だった。 親にとって...
題名の通り ジャーナリストの著者が 仕事を持ちながらの遠距離介護、看護のリアルな三年間を自分自身の経験を元に書いた作品である。 「親を看取ると言うこと」 「家で死ぬと言うこと 」 綺麗事では済まない三年間だった。 親も子も予想外の事柄に振り回される三年間だった。 親にとっても子にとっても 全てが初めのこと。 介護保険や医療のことも その場になって見ないとよくわからない。文字通り手探り状態。 ジャーナリストらしい視点から 介護、看護 介護保険、医者の立場、患者の立場、子の立場、 親の気持、子の気持、経済問題などなど 今現在の視点から問題提起を。 とても考えさせられる本だった。 これからそういう状況を必ず迎える身としては。
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私の父は末期がんで要介護3。筆者の父は要支援2。介護認定がちがうとこんなに苦労するのかといたたまれなかった。介護サービスは思う存分受けさせてほしい。行政は無駄な訪問看護には踏み込めないのに偏りすぎてる。ケアマネが探してくれた訪問医療の医師が素晴らしい。訪問医療を受けていたら救急車...
私の父は末期がんで要介護3。筆者の父は要支援2。介護認定がちがうとこんなに苦労するのかといたたまれなかった。介護サービスは思う存分受けさせてほしい。行政は無駄な訪問看護には踏み込めないのに偏りすぎてる。ケアマネが探してくれた訪問医療の医師が素晴らしい。訪問医療を受けていたら救急車を呼ぶなとか医療業界の勝手なルールは患者置き去りで怒りを覚える。
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