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ジョゼ・サラマーゴ(著者), 雨沢泰(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2023/07/24
JAN 9784309208862

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商品レビュー

3.8

4件のお客様レビュー

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2026/02/07

選挙が近いということで興味を持った一冊。 初サラマーゴ作品。 読み慣れてないので、戸惑いがあった。 「この市はもう知っている世界の一部ではなく、腐った食べ物と蛆虫だらけの鍋であり、自分自身ではない海に押し出された島であり、感染症が発生した危険なウイルスの温床であり、予防のために隔...

選挙が近いということで興味を持った一冊。 初サラマーゴ作品。 読み慣れてないので、戸惑いがあった。 「この市はもう知っている世界の一部ではなく、腐った食べ物と蛆虫だらけの鍋であり、自分自身ではない海に押し出された島であり、感染症が発生した危険なウイルスの温床であり、予防のために隔離され、菌の毒性がなくなるか、殺す相手がいなくなり、自ら食い尽くすのを待っている場所なのだ」 後半は盲目の人が出てきたあたりから、話がよく分からなくなってきた。

Posted by ブクログ

2025/07/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

見ない目、感じない心、知らない人は見ない人と同じ。 4年前我々は目が見えなかった、 たぶんまだ目が見えないままなのだ。 「白の闇」事件から4年後 信じ難い事態に戸惑いつつ、はたと気付く。これは、私たちがいるこの世界の話をしてるのだと。 『白の闇』の9年後に執筆されたあの事件から4年後の物語。 帯コピーなどで『白の闇』の続編とあるのでそのつもりで読んでたけどなかなか話はそこには行き着かない。 よく4年であそこからが立て直せたなってのが最初の感想。そしてあのパンデミックを生き残った人間が思いのほか多かったことに驚いた。謎の病の原因は未だ分からず、分かろうともせず喉元過ぎればなんとやらでその事件すら無かったかのように人々は振舞っている。 独特の文体にかなり読むのに苦労した。 前作の何故突然目が見えなくなったのか、からのパニックとは別物の読みづらさ。 作者も認めるほどの回りくどさに惑わされてる内に物語は信じられない終焉を迎えることに、、 読後しばらく呆然。。 なにごとにも生贄が必要なのか… 真実ではないことも真実にしてしまえる権力を持つ側の醜さに反吐が出る… 正直『白の闇』で留めといた方が良かった、そんなこと知りたくなかったと最初こそ思ったけど この物語に憤ることが出来た。それだけでも最後まで読んだ甲斐があった。 良くも悪くも人間というものを描ききった傑作でした。

Posted by ブクログ

2024/09/23

『白の闇』を読まずとも理解はできるが、読んでおいた方が絶対に良い。 白の闇が個々人に焦点を当てた物だとしたら、こちらは、もっと政治的な色が強い。 強いけれど、そこにあるのはあくまで個人の人生でしかない。 これは、サラマーゴにしか書けない。

Posted by ブクログ