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ジョゼ・サラマーゴ(著者), 雨沢泰(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2023/07/24
JAN 9784309208862

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商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2024/09/23

『白の闇』を読まずとも理解はできるが、読んでおいた方が絶対に良い。 白の闇が個々人に焦点を当てた物だとしたら、こちらは、もっと政治的な色が強い。 強いけれど、そこにあるのはあくまで個人の人生でしかない。 これは、サラマーゴにしか書けない。

Posted by ブクログ

2024/08/31

文体が読みにくいが、考えさせられる中身。 誰が、なぜそう仕組むのか、権力はこういうものなのか、さすがにそれはないだろう。 前作の伏線があるようだが読んでなかったので消化不良に。

Posted by ブクログ

2023/08/06

前作『白の闇』では人々が視覚をなくし、無秩序になるところから、組織が生まれてきた。 今作では人々の「白票」から政府という組織の存在意義が問われる。 信任されなかった政府が起こすヒステリックな反応。統制を失ったはずの市民の方が見せるdignity(日本語でいい言葉が思いつかない)...

前作『白の闇』では人々が視覚をなくし、無秩序になるところから、組織が生まれてきた。 今作では人々の「白票」から政府という組織の存在意義が問われる。 信任されなかった政府が起こすヒステリックな反応。統制を失ったはずの市民の方が見せるdignity(日本語でいい言葉が思いつかない)。 前作も今作も、物語のトリガーとそれが人々(組織)にどういう行動を取らせるかという作者の洞察に感服。

Posted by ブクログ

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