商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2023/08/07 |
JAN | 9784480815736 |
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商品レビュー
3.8
76件のお客様レビュー
実話をもとにした小説。 ブレイディさんの小説は、社会的弱者と呼ばれる人たちの隣に並んで一緒に声をあげたり、笑ったり、泣いたりしているような...そんな臨場感と力強さに満ちている。 社会保障費がどんどん削られていくのは、イギリスも日本も一緒。 でもイギリスの人たちは黙っちゃいな...
実話をもとにした小説。 ブレイディさんの小説は、社会的弱者と呼ばれる人たちの隣に並んで一緒に声をあげたり、笑ったり、泣いたりしているような...そんな臨場感と力強さに満ちている。 社会保障費がどんどん削られていくのは、イギリスも日本も一緒。 でもイギリスの人たちは黙っちゃいない! 暴力的な抵抗ではなく、当たり前に居住して生活する。それが最大の抵抗となる。 抵抗運動をするシングルマザーたちを応援するブルーカラーの人たちの連帯と心意気にもじんわりくる。 日本にはこういう連帯ってほとんどないような気がする。 デジタルの署名でなく、実際に現場に行って署名し、支援する。 市民が勝ち取ってきた権利の歴史があればこそなのか、日本の連帯しない市民社会を改めて考えさせられた。
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読み終わったあとに、こちらも史奈子と同じようにパワーをもらえた気がした。トイレの修繕の話しがとてもわかりやすくて、衝撃だった。自分達の本当はもっていることも、持っていないと思わされていること。ひとつ寄りかかってしまうと、どんどん依存していき奴隷であることが、楽になってできる力を少...
読み終わったあとに、こちらも史奈子と同じようにパワーをもらえた気がした。トイレの修繕の話しがとてもわかりやすくて、衝撃だった。自分達の本当はもっていることも、持っていないと思わされていること。ひとつ寄りかかってしまうと、どんどん依存していき奴隷であることが、楽になってできる力を少しずつ奪われていく。そんなイメージ。 やりたいことをあきらめなくていいんだよ。できないといいきることはないと、おもわせてくれる。続きの史奈子の姿見が見たいと思う。
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知らなかったイギリスの姿。格差問題と活動してる人たち。暴動のニュースの背景など想像できるようになった。日本でもこんな風に見えない貧困層の人たちがいるのかも知れないと思った。
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