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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2023/08/07 |
JAN | 9784480815736 |
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3.8
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2024.10.16 2014年にロンドンで実際に起きた占拠事件をモデルとした作品。 ホームレス専用ホステルに住んでいるシングルマザーのジェイドやギャビーたちは土地の再開発のために立ち退きを命じられる。 彼女たちは 「ソーシャル・クレンジング(地域社会の浄化)ではなくソーシャル・...
2024.10.16 2014年にロンドンで実際に起きた占拠事件をモデルとした作品。 ホームレス専用ホステルに住んでいるシングルマザーのジェイドやギャビーたちは土地の再開発のために立ち退きを命じられる。 彼女たちは 「ソーシャル・クレンジング(地域社会の浄化)ではなくソーシャル・ハウジング(公営住宅制度)を」 というスローガンのもと運動を始める。 日本人の史奈子の成長も含め、シングルマザーたちの活躍ぶりに胸が熱くなった。
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個人的には★5に近い。好みは分かれそうな本。 舞台はロンドン。宅地の価格が上がり、低所得者層には賃貸に住むこともできないような状況になっているなか、シングルマザーのジェイドたちはホームレス・シェルターを追い出されることになる。理由は土地を一括で売って富裕者層のマンションにするため...
個人的には★5に近い。好みは分かれそうな本。 舞台はロンドン。宅地の価格が上がり、低所得者層には賃貸に住むこともできないような状況になっているなか、シングルマザーのジェイドたちはホームレス・シェルターを追い出されることになる。理由は土地を一括で売って富裕者層のマンションにするため。気づいたらおなかに子どもがいるような育ちで、堕ろしたくないから産んで、一人だと育児しながら働けず生活保護うけて、なのにここを追い出されたら誰一人知り合いもいないような住居費のやすい北部に行けってこと?おかしいのにおかしいって言わないからこんなことになるんじゃないの? 実際にあった事件をモデルにした小説。運動を始めたシングルマザーと、英国に派遣されたエリート新聞記者である史奈子の二つ目線から語られるのだけど、どちらにも共感できるところがあってよかった。ジェイドの悲惨であっただろう人生がそれほど語られず、今の生き方に焦点があたっていたのも良かった。お台場のオリンピック跡地マンションが住む人のためではなく、転売目的の購入になっている現状を思い出したりしました。日本も都心部の土地は高い!どんな街にもいろいろな人が働かないと暮らしは立ち行かないのに、現状がおかしいというのに激しく共感です。民間でも、今、経営的には所有は無駄という考え方で、社宅や公務員住宅がなくなってます。でも、そういう無駄は社会には必要なのではないか、でも経営を圧迫するならどんな構造が必要なのかと考えさせられました。 内容が少し難しいので高校生以上くらいが向いてます。中学生から大丈夫。
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実話をもとにした小説。 ブレイディさんの小説は、社会的弱者と呼ばれる人たちの隣に並んで一緒に声をあげたり、笑ったり、泣いたりしているような...そんな臨場感と力強さに満ちている。 社会保障費がどんどん削られていくのは、イギリスも日本も一緒。 でもイギリスの人たちは黙っちゃいな...
実話をもとにした小説。 ブレイディさんの小説は、社会的弱者と呼ばれる人たちの隣に並んで一緒に声をあげたり、笑ったり、泣いたりしているような...そんな臨場感と力強さに満ちている。 社会保障費がどんどん削られていくのは、イギリスも日本も一緒。 でもイギリスの人たちは黙っちゃいない! 暴力的な抵抗ではなく、当たり前に居住して生活する。それが最大の抵抗となる。 抵抗運動をするシングルマザーたちを応援するブルーカラーの人たちの連帯と心意気にもじんわりくる。 日本にはこういう連帯ってほとんどないような気がする。 デジタルの署名でなく、実際に現場に行って署名し、支援する。 市民が勝ち取ってきた権利の歴史があればこそなのか、日本の連帯しない市民社会を改めて考えさせられた。
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