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植物に死はあるのか 生命の不思議をめぐる一週間 SB新書623
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植物に死はあるのか 生命の不思議をめぐる一週間 SB新書623

稲垣栄洋(著者)

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植物に死はあるのか 生命の不思議をめぐる一週間 SB新書623

990

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 SBクリエイティブ
発売年月日 2023/07/01
JAN 9784815618957

植物に死はあるのか

¥990

商品レビュー

4.2

7件のお客様レビュー

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2024/10/18

『天地創造の伝説によると、世界は一週間で創られたという。(中略) 天地を創造した神さまにとって、一週間はやはり長いものだったのだろうか。それとも、あっという間の出来事だったのだろうか。 プロローグからグッと引きつけられた。これは絶対面白い。 一見答えのようなものを1つずつ解きほ...

『天地創造の伝説によると、世界は一週間で創られたという。(中略) 天地を創造した神さまにとって、一週間はやはり長いものだったのだろうか。それとも、あっという間の出来事だったのだろうか。 プロローグからグッと引きつけられた。これは絶対面白い。 一見答えのようなものを1つずつ解きほぐしていく行為は、哲学と呼んで差し支えない。そして最後には、この世界の始まり、ビッグバンまで遡る。 不思議を知ると、もう知る前には戻れない。前より生物を少し好きになれた気がする。

Posted by ブクログ

2024/08/03

生きて死んでいくこと、命がある奇跡を、教授と学生との1週間のやり取りの中で解き明かす。 明快な表現で、知らなかった生命の不思議を植物学を通じて学べる傑作。 思春期に読んでほしい一冊。もちろん大人も!

Posted by ブクログ

2024/01/11

とても読みやすい。大学教授の一週間、学生からのメールの質問に対する回答を考えるプロセスで、読者を考察の世界に誘い込む。 植物と人間の対比が気付きをもたらせてくれる。 人間は上半身から摂取して下半身から排泄する。子孫を残す機能は下半身に宿す。これに対して植物は真逆の構造になっている...

とても読みやすい。大学教授の一週間、学生からのメールの質問に対する回答を考えるプロセスで、読者を考察の世界に誘い込む。 植物と人間の対比が気付きをもたらせてくれる。 人間は上半身から摂取して下半身から排泄する。子孫を残す機能は下半身に宿す。これに対して植物は真逆の構造になっている。下半身(根)から摂取して上半身に栄養が届けられる。植物の上半身(花や種)には子孫を残すための機能がある。 また細胞分裂も真逆である。人間は古い細胞が外側から抜け落ちていく。これに対して植物は、例えば木であれば、幹の中の細胞は死んでいて、外側に新しい細胞が広がっていく。細胞レベルで選択されたこの仕組みに意思が感じられるのが謎である。

Posted by ブクログ

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