商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 晶文社 |
発売年月日 | 2023/06/26 |
JAN | 9784794973672 |
- 書籍
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はーばーらいと
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はーばーらいと
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商品レビュー
3.8
81件のお客様レビュー
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ポテトチップスのうすしお味ですら、ひばりにとってはエリアビーチの潮の匂いを感じされられたのだろうと思った。 ずっと読むのがしんどかったし、施設を出る前によくないことが起きるだろうと思っていた。けどひばりはずっと踏ん張っていて笑顔の別れで勝ち逃げした。自分は逃げ出したかったところから笑顔で去る事ができなかった事を思い出す時があるけど、これができたひばりは本当にすごい。いちばん印象に残ったシーンだった。 また、作者あとがきでトイレで着替えるシーンについて「人が人を救う決定的な瞬間はああいうささやかな事だ」と言及しており、自分もふとしたことで救われたなあと重ねていた。友人、ありがとう。 自分自身、しんどかった時期を思い出して苦しくなる日が波のようにきて消えることはないけど、最近生きていて少しずつ本を読んだり人と話をして救われていってる実感がある。少しずつでいいのだと、この本を読んで再確認できた。
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言葉のチョイスがさり気なくてすき。 集団の難しさを考えさせられる。 ひとりひとりとはうまく行くのに、グループが出来た途端不具合が生じるのはなぜなんだろう。
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人間は弱い生き物だから、集団化して考えることを止めて、周りに合わせるのが一番楽な方法だと思う。 そんな世界でもひばりみたいに常に自分の頭で考えて、違和感を感じて、自分の気持ちのままに賢く生きていきたって思わされた。
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